2016年01月07日

ミャンマー・サムライ

6日 傘を広げて外出したのが、夕方の4時前。

まだ正月の雰囲気が間延びしているかと思いきや、もうすっかりと消え失せていた様子だった。

そんなとき、ポケットの携帯電話が振動した。
発信元は、東京在住のミャンマー国籍で、ボクより5歳年下の友人からだった。
年始の挨拶そこそこ、母国の父親が亡くなったため、この二週間ほど帰国していたという。

彼は、ミャンマーの首都 「ヤンゴン」 で愛情に包まれた家庭に育ちながらも、日本へのあこがれも   強かったようで、かれこれ20年以上は日本に定住している。

当時、たどたどしかった日本語も、積極的に日本人とコミュニケーションしたことで、ネイティブな語学を身につけて、さらに安くはない日本語学校にも通い、国籍を超えた可能性を見出していった。

そんな今では、口の利き方も知らない一部の日本人より、よっぽど日本語がうまくなり、テレビの外国人コメンテーターになってもおかしくないほど、わび・さび・礼儀を知った 「サムライ」 のような男である。

それまでは、ただ偶然の道づれにしか過ぎないと思っていたが、ある日、ふと気がついてみると、誠実な友人になっていた、そんな感じだった。

仮想の話、もし戦争が起きて戦地で銃口を向けあう敵同士になっても、彼を相手にはきっと安全装置をつけたまま、空砲を撃っているだろうな。

そう思える、国籍を超えた友人がいるだけでも、過去はまんざらでもなかったようだ‥

今年東京で、心から尊敬している、そんな彼と再会することになりそうである。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする