今年は暖冬である。
冬の原風景ですごせないのは、どこか言い知れぬ不安を感じてしまう。
今年の世相を象徴する、清水寺の漢字一文字は 「安」 と発表された。
字面の前に 不 をつけるか、後に 全 心 定 泰 保 とつけるかで、意味もことなる。
ボクの一文字も 「安」 だけど、ニュアンスは 「安危」 の安である。
はたして安全なのか、それとも危険なのか、心理的な安危が揺らいだ年だったと思える。
新潟の街頭アンケートによれば、地域の一文字は 「変」 が多かったらしい。
温暖化による気候変化、公共交通機関の変革、時刻表の変更など、日常生活に直結した出来事に 「変」 の総称があったようだ。
年の瀬にはいる。
来年の世相はわからぬが、姿勢としては 「ポジティブな言葉」 を大事にしていきたいね。