2015年12月31日

2016 January

ジャズとウイスキーを愉しみ、大人の時間をくつろぐ空間

< 謹賀新年 >     新年は 1月4日 より 営業いたします。

< 1月 定休日 >  11日 (月) 17日 (日) 24日 (日) 31日 (日)  

住所     新潟市中央区 東大通2−9−5 
電話     025−247−1644
営業時間   19:00 ⇒ 26:00 (平日・祝日) / 27:00 (週末・祝前日)
定休日    日曜 (連休にあたる場合、営業致します) 
客席数    カウンター10席  ボックス席あり

 取扱いメニューの一部をご紹介いたします

 【チャージ】  ¥600 

 【ビール】 ・カールスバーグ ・クワーズ ・ハイネケン ・ギネス ・シメイ ・デュベル 他

 【アイラ】 ・ラフロイグ ・カリラ ・ボウモア ・アードベック ・ラガヴーリン 他

 【スペイサイド】 ・クラガンモア ・マッカラン ・グレンリベット ・グレンフィデック 他 

 【ハイランド】 ・グレンモーレンジ ・タリスカー ・オーバン ・スキャパ 他

 【ローランド】 ・オーヘントッシャン ・トバモリー ・グレンキンチー ・レダング 他

 【キャンベルタウン】 ・スプリングバンク ・ヘーゼルバーン ・ロングロウ 他

 【スコッチ】 ・デュワーズ ・シーバスリーガル ・バランタイン ・オールドパー 他

 【アイリッシュ】 ・ブッシュミルズ ・ジェイムソン ・カネマラ ・ターコネル 他

 【バーボン】 ・ブッカーズ ・ベーカーズ ・ノブクリーク ・バッファロートレース 他

 【ジャパニーズ】 ・知多 ・余市 ・宮城峡 ・伊達 ・山崎 ・白州 ・響 ・イチローズ 他

 【カクテル】 ・ミントジュレップ ・ゴッドファーザー ・ラスティネール ・ロブロイ 他

 【フード】 ・オリーブ ・オイルサーディン ・ピクルス ・レーズンバター ・ピザ 他

                              メニュー表 ご用意しております。


旧年はお世話になりました。

あけましておめでとうございます。

新しい年が素晴らしい一年になりますよう、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

それでは皆様もご一緒に、新しい門出にこぶしを天高く 「おー!」 ありがとうございました。
  
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2015年12月30日

サンドイッチ

バーで何かをつまむのであれば、せいぜい軽めなモノであろう。

特にウイスキーとの相性においては、そんなにレパートリーを広げるまでもない。

それでも、小腹を満たすのであれば、サンドイッチなんかあればいいんだけど。
しかし、そこそこのモノで提供となると、作る手間がかかれば、保管も利かず、出なきゃロスとなる。
そんな、店泣かせのメニューである。

ウイスキーとサンドイッチは似合う。
いかにも、仕事ができそうなビジネスマンの休息イメージに思えるが、ロスを出すわけにはいかぬため出せないメニューが、サンドイッチということになる。

29日 予めサンドイッチのオーダーを受けており、早めの買出しに材料を添えて、自宅の台所で作り、店に持ち寄ることにした。
パンにこだわりはないが、具は玉子とハム、キュウリのシンプルなモノで、バターに辛子マヨネーズ。
リクエストにコンビーフもあったので、原価は張るが具に加えることにした。

こうして仕上げたサンドイッチをカウンターに並べ、5人の男女が今年を静かに振り返る光景が揃った。

ここまで記せば、ボクがサンドイッチを作ったと思われているだろう。
正直に明かせば、妻が全部作り、ボクが作ったように見せかけるのが得意技。
でもさ、玉子をタルタルソース風にして仕込んだのは、まぎれもなくボクである。
まあ、夫婦のコンビネーション ? だわな。

PS  S子さんから 「ドン・ペリニョン」 の思いがけない差し入れに、歓喜した夜であった。
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2015年12月29日

Woman Power

多くの企業が仕事納めとなった28日。

そのまま帰省した人、旅行に出かける人、年の瀬が名残惜しい人は、夜の街場で過ごしたであろうか。
街中では、会社でお歳暮を分けあったと思える、手提げ袋を手にした勤め帰りの人も見うけられた。

今年も要所で 「Mちゃん」 に店をアシストしてもらい、今夜が彼女との仕事納めになった。
これは妻も含めた話になるが、女性と仕事をしていて、その強みを間近で見ることがある。
仕事を手際よくこなせる、段取り上手と言うのかな‥

例えば、冷蔵庫の中を一目見て、ありあわせの材料で料理をサッと作れる器用さがある。
女性からすれば、大したことないらしいが、男飯育ちからすれば、今あるモノをどう仕立てるか、瞬時で考えられる能力はすごいと思うもん。

こういうと身も蓋もないけど、ボクは氷を丸くしたり、カクテルを作れる言われ方をされるが、作業領域でしかなく、それを言うと 「女も同じよ」 が、一般的な答えとなる。

飲食店で 「職業料理」 を口にしながら 「女房が作った方が美味しいかも」 と感じるときがある。
この違いは 「おふくろの味」 「家庭の味つけ」 に他ならないが、それだけとは言い切れない。

主婦なら食育の経験があるし、夫婦の分業上、妻が台所へ立つ割合が多いから、下手ではあるまい。
どんな料理であれ、毎日作っていれば、男が思っている以上、腕さばきと舌の感度はいいはず。

ただ、職業として 「クリエイティブ」 にやっていないだけで、台所で鍛えられた女性の強さを知らずに 接していたりすると、男は痛い目にあうと思うね。

まあ、そこは男性を立てる貞淑な部分だから、昭和の暴挙 「ちゃぶ台返し」 なんてのは、肝っ玉の   小さい男がやることで、食卓の暴君でしかない。

独身時代、会社でスーツのボタンが取れて困ってたら、隣の席の女性社員が机からソーイングセットを出して、素早くボタンをつけ直してくれたことがある。

小学6年生 家庭科 2 のボクにすれば、おふくろが見せたマジックを再現されたようで、驚きと同時にどこかホッとしたんだよね。

ボクは男性論者だけど、女性の大胆な艶やかさと情の細かさに惹かれることがある。

それはいくつになっても、子育ての遺伝子が備わっているから 「今を何とかしなきゃ」 と思ったときに、抜群のフットワークを見せるときがあるからだ。
それが男だと、自分のことなのに自分で決められない、少しオロオロする性質があるからね。

若い男女は若いだけあって、無意識にバリアーを張るから、あまり本音を見せ合わない。
しかし、この年齢になると酸いも甘いもわかってくるから、女性に身構えなくなるもの。
構えるのはエチケットの部分で、それ以外は平等につきあえるから 「確して戦友」 になれるんだ。

ボクは女性の交友関係はせまいが、仲のいい女性に共通点があるとすれば 「男らしい女性」 かな。

それでいて 「ああ見えても、ポエムを書くらしいぞ」 という、少女のような一面があったりさ‥  (笑)
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2015年12月28日

Shall We ?

お店にしめ飾りをつけると、少しキリッとした気分になる。

残りの夜、店内が穏やかさに包まれるのは、知らないだれかと年の瀬をすごせる不思議な空間からで 「今年も平等に年齢を重ねた」 心境を意味するとも思える。

こうして変わらずに見守りあえる、小さな人間関係の積み重ねが、後の人生に影響してくる。

年寄りくさいことを言うようだけど、孤独と向き合いながら、途方に暮れないためにも、その出会いを   理解しておけば、自分だけが年を重ねた 「悲劇の主人公」 なんて思わないだろう。

若いとき 「自分だけが周囲から取り残されているんじゃないか」 みたいな焦燥感に悩まされるのでなく 「ムリせず自然体でいこう」 と、逆におちついてくることが、年を重ねた証拠なのかもね。

年齢にしかめっ面してると、気持ちがしんどくなるだけだから、やっぱり上を向いて歩きたい。
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2015年12月27日

Charles Mingus (B)

来年の干支にあやかり、往年のジャズファンであれば、チャールズ・ミンガスの名盤 「直立猿人」 (1956年) を引っぱりだして、聴きたくなる人もいるのでは。

しかし、誤解を恐れずに言えば、これからジャズを聴こうとしている人は、このアルバムに手を出すな。
不適切な言葉で、おせっかいを焼くが 「トーシローが聴けるモンじゃない」
ただし、それは最大のほめ言葉でもあるが。

甘さや優しさを排除した骨格ジャズに、ストーリー性が描かれたアルバムである。
どう解釈するかは自由だが、誉れ高きメッセージを受け止めるには、難易度が高すぎるだろう。
人種差別や政治批判などの情念にあふれているが、ボクは音楽としては動かされなかったなあ。

イタズラに 「これがジャズ」 と道しるべにされたら、そのあとの展開を見失うだろうし 「これもジャズ」 として 「これ」 の後に 「が」 をつけるか 「も」 をつけるか、あるいは 「は」 でも 「ジャズ」 のもつ雰囲気は、ずいぶん変わると思う。

メンバーは充実しているもの、リーダーであるミンガスの強い統制力に仕方なく屈している気がしなくもないが、彼らの心情風景は伝わってくるアルバムだ。

ジャズのスポコン盤ならぬ、入門編にしてはならない名盤 「直立猿人」 である。
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2015年12月26日

新刊の下見

一般的に今回の正月休みは短いため、近場で過ごす人が多いと聞く。

ボクは人混みを好まないから、予定でもない限り、自宅で 「のんべんだらり」 な生活をするだろう。

そんな予定なき予定を前に、紀伊国屋書店へ新刊の下見に行き、正月に読む本をピックアップした。
今買うと買ったことに満足し、ほったらかしそうだから、読みたいとき気軽に手にしたいからね。
それで近くのコーヒーショップで、ページをめくるのが好きな時間となるが、今はまだタイトなんだ。

趣味は読書と言うと、好きな作家や作品を聞かれることがある。
本の好きな人の中には、奥行きがないと思われることを意識して、文学的な作品を上げたり、センスがないと思われたくないのか、流行作品を上げる人もいるのだが、ボクには 「ソレ」 がない。

どうあがいても読めないものは読めないし、好きなものしか読まないから、スタイルがないんだ。
それに人の目を気にして、背表紙 (作品や作家) で読むこともない。
それがいいかわるいかはわからぬが、活字を読む作業にはしていないから、ストレスにはならない。

だから、自然な触れ合いの読書でしかなく、本当にお気楽な趣味なのである。
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2015年12月25日

冬のイチゴ

暖冬のせいか、今年はクリスマスムードが薄らいでいるようだ。

自宅用に予約したケーキは、ナイフで6等分にした。
当分、ケーキは食べなくても良さそうである。

ケーキの主役となる、艶のあるイチゴを口に含むと、甘みがあって美味しかった。
イチゴの旬は春先なのに、いつの頃からか、冬の味覚に季節変わりしてしまった。

子どもの頃、牛乳に砂糖をまぶして、その中にイチゴを入れて、スプーンでつぶしながら食べたけど、   今はどうなのかな。

シャレた大人の夜は、シャンパンとイチゴの取り合わせは定番だが 「リチャード・ギア」 じゃあるまいし自分だと気恥ずかしくなってしまう。

それに、イチゴは大人の食べ物であろうか。
酒を飲むようになると、甘いものを口にしなくなるように、フルーツも口にしなくなる。

デザートとして食べるのは上品だが、自分で買ってカットしたりする人は少ないのでは。
その点、イチゴはヘタを取って食べやすいから、子ども用のフルーツには適している。

だけど、イチゴは甘い口づけの代名詞だから、想像上 「おやじのイメージ」 として似つかわない。

どうも、イチゴとおやじの絵面は、ビジュアル的に 「お口の恋人」 とは、程遠い世界観がある。
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2015年12月24日

不倫の行方

不倫関係において、日曜日の次に寂しくなるのが、クリスマスだとか。

あからさまにできないから、不倫となる。
一時の目移りなら引き返せるが、その関係が深まると猿芝居を続けなきゃいけなくなる。
お金と時間もかかれば、神経も疲れるし、バレたときの修羅場を考えれば、終止符を打つ方が利口だ。

しかし、当人たちはバレないと思っているから、往生際を誤ることになる。
それに、女は沈黙できる生きものだが、男はほとんど男にしゃべる。
下世話だが、上か下かまで暴露されていることもあり、男の口ほど戸を立てられないものである。

先刻承知なら、せめて口の固い男にしておけ。
だが、痴話を聞かされた男の口は、意外にも固いものがある。
なぜなら、男は秘密を保持しあう、友情めいた部分が強いから、聞いたことはやたらしゃべらない。
うーん‥ しゃべらないというより、男のつながり上、裏切りでもされない限り、しゃべれないんだ。

不倫には、作法もないといけない。
社内不倫だと、当人は気づかれていないと思っていても、周りは見抜いているもの。
見方を誤れば、素っ裸で会社にいるようなもんだし、何よりも職場として迷惑になる。
それに思わず 「プッ」 と、吹きだされそうな相手だと、酒場の笑いネタになるから、やめた方がいい。

それでも、燃えるような恋をしたいのなら 「どうぞご自由に」 としか言いようはないけどね。
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2015年12月23日

二つの感情

22日 Mちゃんに、店を手伝ってもらった。
表現上 「ちゃん」 だが、柔らかさの中に強さを秘めた女性である。

店を知らない人からすれば、妻と誤解されそうで、店を知る人からすれば、離婚したと誤解されそうだが安心してください‥ (私) 既婚です。

23日 思い切って休日に充てた。
お約束のケーキはもちろん、妻と近場で食事をしたり、時間を気にせずに身の丈でやすらげた。

明日のクリスマスイブから、今年最後の一週間がはじまる。
忘年会行事に疲れた人も、これからはホッと息をつける雰囲気を求めてくる。

バーは、知らないだれかとすごせる空間でありながら、静かに自分と語り合える空間でもある。
その場こっきりの会話でもいいし、輪にとけこむことができるのもバーの魅力であろう。

案外、生きることは出会いによる運も強いから、状況に対応できる人の特別な指定席ともいえよう。
掘り下げれば、出会いがありそうなところを経験の場に選べるのは、その人の自信の表れでもある。

そのための授業料がバーのチャージで、これを理解できないなら 「器用貧乏」 としか言いようがない。
それで社会の縮図を横目にできるのなら、間口となるチャージなんてお安いもんである。

こうして、孤独を愛し、人も愛せる、二つの感情を味わえるのが、バーだと思っている。
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2015年12月22日

赤いリボン

「だれかわからない人の素顔を想像した」  そんな、うれしい気分にさせられた。

21日 店のドアを開けようとしたら、ノブに白いビニール傘がかけてあった。

よく見ると、ノブにシャレた 「赤いリボン」 も巻かれている。
しかも、雨降りなのに、傘にしずくがついていないことから、返すためだけに来たのだろうか。

思いあたることがあるとすれば、先週末は来店客に恵まれたが、雨天は終始気まぐれであった。
そのため手ぶらのお客さんも多く、その帰り際に処分してもいいような忘れモノの傘を数本差し上げた。

別に返してもらわなくてもいいのだが、だれに渡した傘なのか見当がつかない。
ただ、こうしてわざわざ返しに来る人がいて、しかも赤いリボンまでつけて、粋なことをするものだ。

そのリボンは 「ありがとう」 のメッセージとも受けとれたので、クリスマスが終わるまでは、そのままにしておくことにした。

今夜、ちょっといい話として、書き記しておく‥    Who are you?
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2015年12月21日

今夜の風

後輩 K から、昨晩の安否 ? を気遣うメールが着信したのは、寝覚めの午前11時30分。

アルコールも抜けたことだし、小雨のうちにフードをかぶり、さっさと自転車で買いものに出かけた。

クリスマス前だから、イチゴが品薄で高い。
しかも、2店のスーパーを回ったが、どこも満足できるものでなく、結局は本町まで距離を延ばした。

明日、22日は 「冬至」
一年で最も昼が短く、無病息災を願う日で、ゆず湯に入る慣わしがあるのだとか。

どこのスーパーでも、おちついた暖色のゆずが売場の前列に盛られてあり、明日わが家も香り豊かな 「ゆず風呂」 にでも入ろうかな。

小雨が本降りにならないうちに、帰宅したのが午後1時すぎ。
今日の用事は済ませたから、あとは開店までの空き時間、少し仮眠をしようか、ビデオを見てようか。

カーテンを開けたら、雨足が強くなっていた。
やっぱり、早めに用事を済ませておいてよかった。

この雨、夜半過ぎまで続くと、客足に影響が出るなあ。

まあ 「今夜は今夜の風が吹く」 である。
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2015年12月20日

Movie Scene

SF映画の大ヒット作 「スターウォーズ」 シリーズの新作が、10年ぶりに全国で封切られた。
(個人的には、一作も見たことはないので、語れない)

初上映の1977年ころ、今ほど娯楽がないから、日曜の映画館には長い行列ができていた。
小遣いを映画に費やしている同級生も多く、映像を早送り巻き戻しできない、集中力はあった。

英会話ができる同年代と話すと、時代の 「アメリカ映画」 に影響を受けたという人が多い。
それに 「エアメール」 が広まったころだから、英和辞書を片手に、憧れの映画スターへファンレターで気持ちを伝える若者もいた。

邦画と違い、洋画には日常と違う世界があるので、好奇心が旺盛な若者には魅力があった。
映画を流暢に語れるほどの本数は見ていないが、どの作品にも当時の世相や流行が反映されており、時代の鑑のような役割を果たしていたとは思う。

それと英語の興味に加え、歴史認識やライフスタイルの違いを知らされるなど、隠された見所も随所にちりばめられていたから、映画を通したアメリカへの憧れは強かった時代だ。

それに映画は主観的に見るものだから、答えはひとつではなく、ランクづけできるものでもない。
だから、記憶に残る名場面は人それぞれ違うのはあたりまえだし、人生の何たるを説くまでもない。

何かあるとすれば、自分に刻まれた名場面の記憶は、永遠に色あせないことだろう。

今の時季なら、79年公開 「ロッキー2」 の 「動物園でのプロポーズ」 シーンが思い浮かぶ。
そのシーンに耳を澄ますと、教会の鐘の音 遠くの汽笛音 野鳥の鳴き声 雪道の足音 衣すれの音 緊張した吐息 など、聞き逃しそうなディティールが映像を後押ししている。

実感が伝わるこの場面、まるで冬が二人を祝福しているかの 「ボクが選んだ名シーン」 のひとつだ。
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2015年12月18日

How About You ?

かすかなCMの記憶だが、彼氏が彼女の誕生日を祝ったら 「何で私の誕生日なのにそれだけなの」 だか 「何で居酒屋なの」 かはハッキリしないが、ムキに怒っている場面があった。

それを見て 「おまえの誕生日がなんぼのもんだ」 と思ったもん。

クリスマスが近くなると、人恋しさか男女は急接近しはじめ、おたがいをためす雰囲気となる。
そんな演出の中でしか、恋愛をはじめられないようでは、きっと恋に恋しているだけであろう。

ムードに後押しされて 「好きな人ができた」 よりも 「あの人を好きになろう」 という、涙ぐましい努力をしているようにさえ感じる。

本物の恋愛もあるだろうが、こういう恋愛はドラマチックな場面がすぎれば、大半は冷めていくものだ。

こう書くには、若きころの経験が毒づかせているのかも知れない。
20代、気が狂いそうなほど仕事が忙しくて、一度もクリスマスデートをしたことがない。
そのため、売れ残りの小さなホールケーキを片手に気持ちだけ、深夜に帰宅するだけだった。

まれにイブに休日がめぐってきても、新宿大ガード下の安酒場で手酌してたぐらいだから、クリスマスに出逢いを夢見る気持ちなんて、さらさらないわけ。
「クリスマス‥ だから何なの」 そんなテンションだったね。

でも、冷めてはいたけど、されどクリスマスに気づかされたのは、それでもここ数年のことなんだ。
心の中にファンタジーを描き、子ども心で打ち解けあうことを知ったのはね。
その意味では、お客さんには感謝しているんだ。

だから 「 ♫ きっと君は来ない ひとりきりのクリスマスイブ‥ う・お・おぉぉぉぉぉ… ( ノД`) 」 とか絶叫して、フルチンで部屋の中で悶絶せずに 「今夜は街に出て飲むぞ」 でいいんだ。
それが女性なら、失恋してパリに傷心旅行に行きたがる、アホなOLみたいじゃん。

全く、話はソレるなあ‥
クリスマスやバレンタイン、バースディーでしか、愛を告白できないなんて、後ろ向きだよな。

さっきから、オレ‥  「女性に嫌われそうな発言」 ばかりしてるよね。
自覚はあるんだけど、しゃべりだしたら止まらない。

クリスマスイブは 「GIG」 に、男よ来い‥ いや、男で来い。
その夜、全員が男だったら、イヤだなあ‥ そんなの関係ねえ。
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2015年12月17日

生の感情

人間関係とかけて 「ヌードショー」 と説く。
その心は 「脱ぎ方こそ、伝え方である」

昭和の青春を経験した男なら、ヌードショーの一つや二つ、見たことはあるだろう。
そのとき、どう感じたか。

どんなにきれいな踊り子さんでも、いきなりバックステージから、ジンジロ毛を揺らしながらバンと登場し 「ヘイ メーン カモーン」 なんて叫ばれたら、生理的な興味はおろか、欲求を満たすことも忘れて、  サッサと逃げ出すだろう。

男を興奮させる脱ぎ方を無視すると、芸術も色気もへったくれもなくなる。
脱ぎ方の上手な女性は、男のデリケートさがわかるから、隠すところは隠して欲求を満たせる。
見えそうで見えないし、見させようとして見させない。

最後の一枚は上手に隠して、そうカンタンには見せない、踊り子としてのプライドがあるんだ。

人間関係も同じだと思う。

露骨に局部 (本音) を見せられたら、それは相手もおどろいてしまう。
これも上手に隠すところは隠しながら、少し時間をかけて脱いだほうが、安心と色気を感じる。

脱ぎ方や脱がせ方は、人の優しさや礼儀みたいなものだ。
乱暴に脱いだり、脱がせたりせず 「生の感情」 には、一定のルールがある。

初めての夜、もしかしたら、人に見られたくない、裸の傷があるかもしれない。
エチケットとして、部屋の灯りはおとしておくとか、体と心にもフォーマルとカジュアルがある。

局部や本音、何でもかんでも開けっ広げにするんじゃなくて、一枚ずつ脱いで一枚ずつ脱がせることが長くいい気分にひたれる 「大人の関係」 という気がしなくはない。

そんな脱ぎ方、脱がせ方をわかっていれば、コミュニケーションに悩むことはないと思う。 
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2015年12月16日

安危の安

今年は暖冬である。
冬の原風景ですごせないのは、どこか言い知れぬ不安を感じてしまう。

今年の世相を象徴する、清水寺の漢字一文字は 「安」 と発表された。
字面の前に 不 をつけるか、後に 全 心 定 泰 保 とつけるかで、意味もことなる。

ボクの一文字も 「安」 だけど、ニュアンスは 「安危」 の安である。
はたして安全なのか、それとも危険なのか、心理的な安危が揺らいだ年だったと思える。

新潟の街頭アンケートによれば、地域の一文字は 「変」 が多かったらしい。
温暖化による気候変化、公共交通機関の変革、時刻表の変更など、日常生活に直結した出来事に 「変」 の総称があったようだ。

年の瀬にはいる。
来年の世相はわからぬが、姿勢としては 「ポジティブな言葉」 を大事にしていきたいね。
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2015年12月15日

パ・リーグ

プロ野球談議に、花が咲いた夜。

プロ野球を初観戦したのは、昭和49年の小学4年生の夏休みで、後楽園球場 「巨人×大洋」 戦。
奇しくも、巨人は中日に10連覇を阻まれ、国民的ヒーロー長嶋茂雄が、惜しまれながら引退した年だ。

そんなことも知らず、ただ電光掲示板に映し出されていた、テレビでなじみのクリーンナップ 1番/柴田 2番/高田 3番/長嶋 4番/王 ‥ をながめながら、プロ野球の熱気を初めて体感した。

子ども心に、野球が好きになるきっかけに居合わせながら、巨人のファンになれなかったのは、人気がありすぎて、強いことに他ならなかった。

そのころから、強きを打倒する快感があったようで、小が大を制すことに純然なロマンを求めていた。
だから セントラル・リーグ よりも パシフィック・リーグ

それも、この年に日本シリーズを制覇した 「ロッテ・オリオンズ」 を長年ひいき目で見ることになるが、 特定の球団よりも 「パ・リーグのファン」 になった。

同じプロ野球なのに、テレビ中継はなく、観客数も悲惨で、情報は新聞のスポーツ欄で得るしかない。
ドラフトでは 「パ・リーグだったら行かない」 とか、選手が記者会見で半ベソをかいているわけだ。

それと新潟は、パ・リーグの公式試合ばかりだったから、セ・リーグの中でも、取り分け巨人はテレビのスターチームでしかなく、生みの親と育ての親のちがいのようで、どうも感情が伝わってこないんだ。

たまにセ・リーグが来たと思えば2軍だし、大リーグの 「メッツ×巨人」 の親善試合が行われた後には言うに事欠いて 「新潟の球場はボロいから、ケガをしそうでこわい」 だの不服をたれ流したと聞くし、確かにそうだけど 「プロなら、どんなところでもできるだろう」 と反発もあった。

そういう、エリート意識を漂わせているセ・リーグをオールスター戦で、パ・リーグがきりきり舞いにして、日本シリーズになれば、パ・リーグ覇者 「阪急」 あたりが、セ・リーグの覇者をコテンパンにしてくれ
「人気のセ・リーグ 実力のパ・リーグ」 の称号は伊達じゃなかった。

パ・リーグが、陽の目を見るようになったのは、帝国 「西武ライオンズ」 からだが、人気と強さは   比例しないことを教えてくれたのは、あの時代の渋い 「阪急ブレーブス」 なんだよな。

剛速球 「山口高志」 技巧派 「山田久志」 盗塁王 「福本豊」 名手 「マルカーノ」 など。
必殺仕事人ばりの武闘派タイプが揃っており、セ・リーグにはいない、いぶし銀のような面子だった。

後の猛獣ピッチャー 「アニマル」 や パワースラッガー 「ブーマー」 などの活躍を思い出せば、    如何に個性派揃いだったかわかるであろう。

古くは張本や野村、落合や清原、野茂やイチロー、現在のダルビッシュにマー君、岩隈、これからの    大谷や中田など、派生はパ・リーグであり、実力で振り向かせる反骨心が原動力になっているんだ。

そんなフォーカスされにくいのもプロ野球の楽しさながら、あのころはスポンサーの力が絶大だったから引き上げられなかった能力、埋もれたままの才能など、人知れず消えた選手もいたと思う。

そんな会話を元南海ファンのお客さんと交わし、当時資金難に喘いでいたラッシャー木村をエースとした 「国際プロレス」 のような、無骨で泥臭いパ・リーグであったことで、おたがいの剣をサヤにおさめた。

この話、世代がバレバレで、野球に興味がなければチンプンカンプンであろう。
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2015年12月14日

無題雑記 20

いつもの日曜日以上に、街中に人影が少なかった。

忘年会シーズンは、一気に人が動いて、一気に人が引ける、街の揺り戻しが雰囲気に表れる。

そんな夕方、空模様を気にしながらも、自転車で外出した。
夕方の5時前には、もうすっかりと暗くなるので、宵の口が長く感じる。

しかし、日曜は日曜らしく、街中の中心部にもかかわらず、人はまばらで車の往来も少ない。
ホテルの客室の灯りには迫力がなく、この日はマンション群の窓辺に温もりが多く灯っている。

慣れ親しんだ街だが、行先を決めずに出かけることが多いのは、好奇心からだと思う。
腹ごなしをしたいわけではなく、最初から酒を飲むつもりなら、自転車はおいていく。

そのわりに、人混みをさけたがる傾向があるので、夜の潜伏場所はあまり知られていない。
こう書くと 「夢遊病のおっさん」 に思われそうだが、これこそ息抜きの時間と場所に場面である。

こうして、明日から元のペースに戻るが、いやはや、今年もあと半月か‥

柄にもなく、一日一日を大切にすごしていきたい。
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2015年12月13日

言霊 (ことだま)

言霊を信じるかどうかは別として、言葉が人にあたえる影響は決して小さくはない。

先日書いた、闘病中のプロレスラー垣原に、前田が贈った熱い言葉は 「強い言霊」 として宿るだろう。

考えてみれば、人は言葉の力で励まされたり、時には奮起させられたりするもの。
そんな前田も、酒好きの無類派である作家 「中島らも」 (故人) の言葉で、どん底から立ち直った  過去はあまり知られてはいない。

彼は、若きリーダーとして、ニューウェーブのプロレス団体 「第二次・U W F」 を率いたが、水面下でクーデターを企てられ、団体は空中分解となり 「ひとりぼっち」 になった。

それまで、若手を食わせていくため、私財を投げ売って資金繰りに奔走したり、体を張って外敵から    団体を守ってきたのに、だれも彼についていくどころか援護もせず、その思いは報われなかった。

不可解な解散後、自暴自棄の引きこもり状態が続き、だれとも連絡をとらずに会おうともしなかった。
そのとき、彼に一通の手紙が届き、その差出人は私生活で交流のあった 「中島らも」 からだった。

手紙の文面はこうだ。

「君は挫折をする資格はない」
「なぜなら、男がこんなにがんばっても、あっけなく終わるようでは、それを見た若者たちは夢を失う」
「だから、君は挫折する資格はないんだ」

古い記憶なので、文脈は形骸しているが、伝えた内容は間違ってはいないと思う。

決して、うわべだけの思いやり上手な言葉を使わず、前田の個性をわかった上で、中島が放った言葉に強烈な言霊が宿ったのである。

このあと、たったひとりで、ファイティングネットワーク 「リングス」 を立ち上げ、それまで好敵手だった 「クリス・ドールマン」 率いる 「オランダ軍団」 が、国境を越えた男気で、前田に全面協力することに  なるのは、コアなプロレスファンなら知る展開であろう。

だから、前田は言葉を大切にする。

自分の言葉をおさえこむだけで、さらけだすことをしなければ、相手を思いやることにはならないのを、彼はさんざん人間のイヤな部分を見せつけられてきたから、言葉の大切さを知っているんだ。

やはり、わかりやすい感情は、わかりやすい人間を近づけ、おたがいの言霊は響くのだと思う。
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2015年12月12日

熱い言葉

朝の情報番組を見ていたら、プロレスラー 「垣原賢人」 (43歳) が、去年12月に 「悪性リンパ腫」 ステージ4を宣告されていたという。

以後、抗がん剤治療を続けながら、家族の愛情を一心に受けて、今も闘病生活をしている。

そんな中、今年8月に当時のプロレス仲間が集結し、後楽園ホールでチャリティー興行を催したという。
そのリング上で、レスラー時代の垣原の恩師でもある、元リングスの総裁 「前田日明」 (56歳) が、マイクを握り、予想もしない 「熱い言葉」 を贈った。

「がんぐらいで、オタオタするんじゃない、垣原!」
「おまえは家では亭主であり、子どもの前では父親だろう」
「だったら、こうして応援してくれている人たちのためにも、しっかりしろ」

ボクはまるで、自分に言われたようで、思わず熱いモノがこみ上げてきた。

人の病には終始、同情的な言葉になりやすいが、こんなに本気でやさしい言葉を放てる前田こそ、     真のやさしさの持ち主ではないか。

どんな治療薬よりも、人の善意や精神的な応援は、時としてその人の心に大きく響き、その熱き言葉で気持ちを救うことができるのを、あらためて感じさせてくれた。

言葉の受け取り方によっては、解釈は異なるかも知れないが、良くも悪くも男から慕われる豪傑とは、   一緒に気持ちで立ち向かおうとする、強い気概である。

ボクにとって、今も前田日明は 「昭和の兄貴分」 に近い理想のひとりである。
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2015年12月11日

長幼の序

連日、朝晩の冷え込みが厳しい中、公務員には待望のボーナスが支給されたようだ。

個人消費は横ばいながら、お歳暮のプライスゾーンだけは高くなっていると聞く。

昔ほど、贈答品の需要は少なくなった分、自家消費する家庭も増えているらしく、個人で顔の広さを    まかなえるほど、消費の余裕もなくなり、つきあいを広げられない、経済的な事情もあるだろう。

だが、現実的な理由だけで、これまで築いたつきあいが離れてしまうのは、少しもったいないから、    何か工夫はしておきたいところだ。

年賀状は便利だが、定型文の印刷ハガキを送るだけでは、形式的すぎてあまりにも素っ気ないから、    近年は一筆入れるように、関係保持のため工夫はしている。

その間柄によっては、メールでも失礼はないが、何でも便利を多用すると軽薄な印象を与える。

ボクはムリをすることなく、続けられる礼儀だけを続けるようにしている。

毎年、正月の三が日にかけて、過去にお世話になった目上の方には、自分のほうから電話で新年の     あいさつをするようにしているのは、人間関係のすべてに通じることだから、ためらいはない。

近場なら、少し顔を見せに行くこともできるが、残念だが、新潟にはそこまでのつながりはない。

だから、渋々とお歳暮を贈り、心のこもらない年賀状を出すぐらいなら、電話で元気な声を届けたほうが誠実な気持ちは伝わるものだ。

頻繁に連絡をする関係ではないが、たった一年に一度の 「長幼の序」 さえ欠かさなければ、きっと   先方はいつまでも笑顔でいてくれるし、何よりもかわいがってもらえる。

ただし、尊敬に値する目上の人に限るが、工夫は 「声の便り」 であり、あいさつと義理がけを知らぬと 厳しいようだが、男の世界では 「小ばか」 にされても仕方ないんだ。

組織の相関図は 「目下に気を遣い」 私生活の相関図は 「目上に気を遣う」 ことは、長年してきた  つもりでいるが、人に押しつけることではないので、古いと言われようが、個人的な礼儀作法である。

つまり、目上の人とは、肩書抜きの人間関係をすることが、誠実で健全な拠り所だと思っている。
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