2015年11月26日

人畜無害

25日 初冬一番の冷え込みとなった新潟。

雨降る夕方、スーパーまで傘をさして歩いてたら、20代半ば位の女性から、ふいに道をたずねられた。

「あの、伊勢丹はこっちですか」 と指さす方向は新潟駅なので 「逆ですよ、そこの手前の角を左に  入ってから、まっすぐ進んで、2本目の信号を渡った右です」 と教えた。

すると、霧雨でピントの合わない微笑みでお辞儀をされた。
ただ、それだけのことだけど、何か得をした気分になれた。

今の情報化社会なら、スマホで検索すればわかるだろうし、あたりには気のよさそうな人もいる。
ここは万代、若者の流行発進街なのに、何でこんなおやじに道をたずねたのか不思議でならない。

一瞬 「アンケートに答えてください」 や 「あなたは神を信じますか」 やら、言われるのかと構えたが、伊勢丹の場所を知らないことは、新潟市の住民ではないのであろうか。

それに、若者が万代で道に迷うなんて、少し気恥ずかしさもあるだろうし、それも伊勢丹だからね。
なんちゃらの物産展、バーゲンセール、夕方のタイムセール、それとも正面入り口で待ち合わせか。

もしかして、市外から面接を受けに来て、道に迷いあわてて、だれかまわず道をたずねたとか。
去る姿も少し小走りに見えたし、推理としてはイイ線だと思うが。

普通、人に道をたずねるときは、無意識に人のよさそうな 「えびす顔」 を探すだろうし、ロマンスに  発展しそうな同世代の男に目を向けると思うが、ボクはどちらもかすりもしないただのおっさんだ。

そうか 「人畜無害」 だと思われたんだろうな‥   複雑だが、選ばれた喜びは感じている。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする