2015年10月07日

レモン・ハート

5日 午後10時より、BSフジで人気マンガを実写化した 「BAR レモン・ハート」 がオンエアされた。

一部のお客さんとも、どんなテイストで描かれるのか、心待ちにしていた。

以前、V6の相場雅紀が演じる 「バーテンダー」 という、これまた人気マンガの実写版が、ゴールデンタイムに、オンエアされたことがある。
あの頃、気のせいか、若い女性がチラホラと入ってきた記憶がある。

しかし、扉を開けて、ガッカリさせただろうな。
いたのは、ビジュアル系の若いバーテンダーとは似ても似つかない 「ダサいおやじ」 なんだからね。
幻想を打ち破られ、心を乱されたと思うが、あらためてご堪忍を…  だけど、下調べはしておきな (笑)

時は近く、NHKの朝の連続テレビ小説 「マッサン」
ウイスキー造りが後半にもなると、お客さんの口から 「ポットスチル」 (蒸留窯) 「ピート」 や、中には 「天使のわけまえ」 など、詳しくなければ、あまり語られない専門用語が飛び交ってきた。

知識 (雑学) として、何かしら影響を与えていたことがわかる。
それがきっかけとなり、会話の幅が広がればいいし、ウイスキーに興味を持ってもらえばうれしい。
最初はだれでも、飲めないところからはじまり、次第にわかるようになる過程がおもしろいんだからね。

この2つの番組は、ほとんど見ていなかった。
だけど、今回の 「BAR レモン・ハート」 は、全編見るつもりでいる。
登場人物たちと、年齢が近いこともあるが、この仕事は人を見守ることでも知られている。

昔からいわれる 「人あるところ、酒あり」 で、円滑なコミュニケーションに欠かせないのが、乾杯や  友情の盃 (さかずき) だったりする。
長年、愛読されているベストセラーは、ベストセラーなりの理由があり、愛飲酒にも理由があるものだ。

本当に酒だけが好きなら、自宅で安い酒をしこたま飲んで、寝ればいいだけのこと。
だけど 「人はどうして飲みに出かけるか」 それわからずして、世の中のことは語れないと思う。
ある意味 「夜の俳優」 になれる人って、仕事も私生活も充実しているような気がする。

個人的には、酒に金を使っている感覚でなく、自分へのご褒美、人との親近感に祝杯する感覚なんだ。
そんな、自分の顔と名前が通用する店、一緒に酒を飲む相手がいることで、大人の夜があると思える。
だからこそ、独りよがりのワガママは、通用しない場所である。

そうじゃなきゃ、飲み方次第では、酒は 「毒」 でしかなく、あるいは人生を豊かにできる 「媚薬」 にもできるわけだから、これだけは本人のメンタルティーによるところだ。
ボクは後者として、最期まで楽しく生きたいから、ウイスキーを媚薬として飲んでいきたい。

店主としては、ウイスキーやジャズのウンチクにこだわるんじゃなく 「人に温かい店」 にしたいな。
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2015年10月06日

We Want Mails

新宿のディスクユニオンで、81年に新宿西口広場で行われた野外ライブ 「ウィ・ウォント・マイルス」 (東京公演) の、DVDを掘り出した。

2枚組のCDは聴いていたが、新宿西口の映像を見るのは、これがはじめてのことである。

81年 当時 55歳 マイルス・デイビス
日本公演は体調不良から復帰した 「カムバック公演」 だったとはいえ、一部の専門誌や評論家からはさんざんな書かれ方をされて 「もうわれわれが知るマイルスではない」 論調が強かったとか。

本当にそうだったのであろうか。
CDを聴いた分 (海外のベストテイク)、それは感じなかったので、今明らかになる 「81年 新宿西口 東京公演」 は興味津々だった。

スタイルをエレクトリック・ファンクに移しかえて、まだ創造性を試しているときだから、見る側の好奇心に担う部分が大きかったと思える。
映像では、音の精彩さに富んでおらず、吹いているのかわからない様子で、生気を感じられない。

だが、マイルスだけを注目しているようで 「グループ」 として、あまり語られていない気もした。

ドラム 「アル・フォスター」 新進気鋭のベース 「マーカス・ミラー」 が、重量級ビートで根底を支え、サックス 「ビル・エバンス」 ギター 「マイク・スターン」 が、甘さを排した パフォーマンスを展開する。

グループの画期的なインタープレイが迫る中、マイルスは突然 「パッ!」 あるいは 「パ・パッー!」 という具合に、テンションの高いパッセージを送り込んでくる。

サーカスの調教師が、肝心な場面で鞭の音を響かせる、猛獣使いのような役割を果たしているあたり。
その瞬間、バンドの音が 「バチッ」 と締まるというのかなあ、全体としてはいいグループなんだ。

ボクは、マイルスを語れるほど聴いたほうではないが、マイルスの門下生には一目置くことになる。
日本人で唯一メンバー入りした、ジャズピアニスト 「ケイ赤城」 は、緊張のあまりに3年間やめていた タバコを急に吸いだしたというほどだから、いかにカリスマ性があった、ボスだったかわかるよね。

スタイルの変化には好みが割れるが、ボクが影響を受けたアルバムは 「フォア・アンド・モア」
そこにとどまることはなかったが 「ウォーキン」 でエキサイトし 「ブルー・イン・グリーン」 で内省して 「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」 で夜に酔いしれた。

どんなスタイルであれ、だれでも年代により、歩みは変わるから、同じように 「マイルス・デイビス」も、変わるべきして、変わったんだと思える。 (85年ころが、帝王復活って感じがした)

ただ、剛直なまでに後ろを振り返らなさすぎたから、50〜60年代のジャズファンからは、深い苛立ちを浴びせられただろうし、きっと 「願わくば、あのメンバーで…」 なんて、ファンの夢もあったんだろうね。

つまり、ジャズ (音楽) も、時代の生きものなんだろうな。
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2015年10月05日

シティランナー

連日 街中を 「走っている人」 を、多く見かけるようになった。

11日 「新潟シティマラソン」 に、エントリーした人たちであろうか。
全身のコスチュームからして、走ることへの意気込みが伝わってくる。

子供のころから、マラソン大会が嫌いだった。
初めて経験した、朝の憂鬱 (ゆううつ) である。

決して、足が遅かったわけではないが、単につまらなかっただけ。
レースだから、かけひきやペース配分もあるが、長い時間に気が遠くなりそうで性に合わない。

もともと、筋肉が硬い体質なので、短距離は早かったが、長距離では後半に失速してしまう。
それに、横っ腹が痛くなるとかなんちゃら言って、根性がないだけだ。

ボクなら、スタートの合図とともに、そのまま自宅に 「ただいま」 で、ゴールしちゃうだろうな。
一事が万事、そんなレベルだから、レースの途中で、ファミレスでフリードリンクを飲んでいるかも。

お客さんの中にも、3〜4人ほどエントリーしているはずだから、ゼッケンのすみにでも 「店名」 入れて走ってもらうように、今からお願いしようかな。

聞くところによると、5時間で完走できなければ、バスで強制送還されるとか。
この際、中高年はタイムとか順位なんて、もうこだわらなくてもいいと思う。

それより、最後まで歩かなかったことのほうが、大切のような気がするね。 
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2015年10月04日

チームワーク

「赤信号 みんなで渡れば こわくない」

3日 夜10時 ラグビーワールドカップ (日本×サモア) を見て、たけしの毒舌標語を思い出した。
みんなで戦えば、怖さは軽くなるから、闘争心は勢いづく。

だが、あれほど屈強な男たちでも、アドレナリンが出てなきゃ、そりゃ怖いし痛いに決まっている。
サモアの 「戦いの舞」 に対抗して、こっちは 「新潟甚句」 でも、披露してやりゃいいのにな。

ボクは、個人競技 (柔道) だったから、チームとしての肉弾戦 (スポーツ) には、憧れがあるんだ。
それぞれの個性を保ちながら、団結できるところなんて、そうそうできることじゃないもん。

それに、チームワークは机上の知識ではなく、時間をかけて得られる 「行動の信頼」 だと思っている。
だから、コミュニケーションのないチームはもろいし、机上の絆ほどバカらしいことはない。

肩入れなしに、勝者の日本には 「チームワーク」 があった。
一方、敗者のサモアは、格下に負けるあせりからか 「ラフプレー」 「スタンドプレー」 に走ってきた。

もう、意識の差が大きかったから、後半は安心して見ていられた。
実力が拮抗していたら、勝負の決め手は 「胆力」 (臆さない気力) だと思う。

何で見ていられたのかって ?   この時間は、店が暇だったのよ…  (-.-)
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2015年10月03日

Jazz Talk Vol.63

東京 「新宿ピットイン」 のライブで、最近 「グランドピアノ」 が新調されたことを知った。

こんな、お店のエピソードを知る。
最初、アップライトピアノを置いていたが、渡辺貞夫さんから、これから日本のジャズを育てていくためにグランドピアノを置くべきだと、アドバイスをされたらしい。

しかし、昭和40年代では、高価すぎる耐久消費財なので、検討も重ねた。
ところが、冷やかしのアドバイスではなかったことが、このあとに証明された。
「店が支払いできなくなったら、自分が肩代わりして払う」 ことを条件に、すぐに納品させたという。

もちろん、本体価格だけではなく、年間の調律費用に消耗部分の手入れなど、維持費も発生する。
それに、山下洋輔ばりの強烈なピアニストともなると、弦をぶった切ってしまうほどのパワーがあるから、異例のコストも考えねばならない。

それほど、日本のジャズが急成長していた、60〜70年代がうかがえるエピソードである。

ピアノは生産工程と保管条件がよければ、弾けば弾くほど音がなじみ、音色が丸みを帯びる。
古いピアノほど、響鳴板の木目がいいから、音の伝達もよく、全体的に響きもよくなるもの。
だから、ライブハウスの象徴は 「グランドピアノ」 であり、メンテナンスが愛情となる。

すべてのピアニストに、平等に与えられた条件は 「白黒88の音階」 と 「調律師の腕前」 だろう。
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2015年10月02日

SHINJUKU PIT-INN

場所は、9月23日 「新宿ピットイン」 (昼の部)
グループ 「板垣光弘トリオ」   メンバー 板垣光弘 (P) 吉木 稔 (B) 三科律子 (Dr)

陽の光が届かない、地下の扉を開けると、余計な装飾は一切ない、無機質な空間が広がっている。
ピンスポに照らされた楽器を見ながら、どんな演奏を聴かせてくれるのか、気分は高揚していた。

ステージ左手には、よく磨かれたグランドピアノ。
中央には、重厚なマホガニーのウッドベース。
右手には、グレッチのドラムセット。

ピアノの指が左右にカリカリとスライドし、ベースの背中が次第に低くなっていくと、ドラムが絶頂でトップシンバルを炸裂させる。
強烈な刺激を交わし、三位一体となった瞬間、客席からも 「イェー!」 という歓声が浴びせられ、音量制限のない空間がひとつになった。

ファーストステージのラストは、アップテンポで編曲された、スタンダードナンバー 「チェロキー」
オリジナルとスタンダードの選曲が、バランスよく調和しており、自作のエッセンスに魅了された。
そんなにメジャーなトリオじゃないけど、これほどの腕前を持っているメンバーは、東京ではゴロゴロしているんだから、個性の宝庫である。
まさに 「演奏だけで勝負する」 ライブハウスの誇りが 「今年で開店50年」 の歳月が物語る。

ジャズは時を超えて、時代も移ろい、価値観も変わった。
3列目の真ん中の席から、店内を見渡すと、昔から変わらない空間に安心した。
耳の肥えた観客も多く、ステージで演奏する人も、生半可では出演できない緊張感もある。
だけど、観客はやさしいんだ。
若手の成長を見守っていたり、ベテランにしか出せない、枯れた味わいをわかっていたり。
長い時間で、温かく見守ろうという姿勢もあるから、そのときの演奏だけで決めつけることはしない。

新宿の雑踏は、ジャズの似合う街だ。
同じ雑踏でも、渋谷や六本木では、整いすぎて似合わない。
ボクは、だれにも気兼ねせず、ジャズを楽しみたいから、ディナーやラウンジ形式は好まない。
聴くのなら、音の空間を埋め尽くすように、玉汗が流れ落ちる、アグレッシブな演奏がいいな。

ライヴは鍵盤の低音部のかたまりが響き終わり、ベースの重低音が沈んで消え、ドラムのハイハットのクローズで締めくくった。

10人ほどの観客からは、まばらな拍手がおくられたが、知る人のみぞ 「温かみのある拍手」 だった。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/463733002.html ( Mitsuhiro Itagaki (P) )  

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2015年10月01日

秋の味覚

スーパーでは 「秋の味覚」 が、所狭しと並ぶようになってきた。

こう見えても (どう見えているかわからぬが) 人並みに好きなのがキノコ。
シメジにマイタケ、エリンギにナメコ、あまり見たことのない、キノコが陳列されていることもある。

マツタケは別格だけど、やっぱりシイタケが好きだな。
焼いて少し醤油を垂らしたやつね。

それに、野菜同様に低カロリーだから、ダイエット食としても認められている。
難点といえば、腹持ちがよくないから、あとから腹が空くことかな。

ボクは身長より、体重が上回っているから、多少のダイエットは必要なのだろう。
だけど、最後は男飯 (どんぶり) をかきこみたくなるから、結局ダイエットの意味がないんだけどさ。

8年前、セルフで肉体改造して、2か月で12キロの減量をしたが、今は、+7キロのリバウンド。
リバウンドは大げさだが、体重を落として筋肉に変えられる年齢じゃないから、肉体放置が一番健康だ。

「食欲の秋」 とはいうが、ダイエットに役立ちそうなのが 「秋の食材」 である。
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