2015年09月29日

ありのまま

結婚を意識した女性から、聞いたことがあるお話。

結婚相手に求める条件の中に、職業 (年収) があげられる。
しかし、この職業の男性と一緒になると、苦労をさせられるというのが、俗に (3B)
美容師・バーテンダー・バンドマン  そう、頭文字に (B) がつく職業なんだとか。

どの時代をさしているのかわからないが、昔から言われていることには違いはない。
経済的に不安定、破滅型な生きかた、がんばるわりには報われないなど、信憑性は定かではない。
結婚と職業の関連性を否定できないのは、標準的な生活時間を基盤にできないところもあろうか。

女性が求める安定にもよるが、男がひとり立ちでやっていくには (3B) は、甘い職業ではない。
ボクは人生半ばにして、サラリーマンから、バーテンダーに転身した異色の経歴となる。

若いころ、若干の経験こそあれ、腰を据えて学ばなかった知識など、大して役に立つはずもなかろう。
しかも、会社組織と同じで、無借金経営できるほど、甘いものではない。

いや、むしろ、リスクのともなわない独立であれば、やめたほうがいいとさえ思っている。
公的な融資とは別に、親元から資金を全額工面してもらうようでは、意識からして危うい気もする。

一般的に、起業や開業はむずかしくないけど、良くも悪くも結果が出るのも早い。
それに先行投資が必要だから、まともに食えるようになるには、そこそこの時間を要することになる。

「それまで待てますか」 って話で、失敗すれば一生後悔がつきまとうし、今の時代、多角経営を展開   したとしても、実入りは高が知れている。

それでも、飲食店に限らず、いずれ起業や独立をしたい人は数え切れないほどいるし、みんなが成功を   目指しているんだから、そうかんたんにできることではなく、賭けない冷静さも大切だと思える。

ボク自身、ローカル組織のケツもちはないし、それまでの人脈をフル活用したわけでもない。
家族を心の支えにして、時には友人に励まされ、ここまでつたない知識で独学的にやってきただけ。

だから、家族を養えて、慎ましい生活ができればいいから、叶わぬ夢や無謀な野心もない。
あるとすれば、実現可能な目標ぐらいで、お客さんと歩めることが、店に立つ喜びだったりする。

日々あるがまま、人と出会うがまま、物語は 「ありのまま」 だからいい。 
今さら、カッコつけないし、根底にあるのは 「日進月歩」 である。

苦労する (3B) だけど、社会的なステータスより、そういう生き方のほうが、ボクには合っている。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする