2015年09月18日

先人の教え

今宵、街場といえば、ロケーション的に 「バー」 が思い浮かぶ。

バーで過ごすとき、中秋の名月から、コートをはおるころ、風雅な情緒を感じる。
日勤であれば、帰宅するころは、日暮れなので、気分的に早くおちつくであろう。

秋のBGMは、ピアノトリオがいい。
中でも、静寂なイメージを持ちながら、極めて奥の深い 「ビル・エヴェンス」 が好きだ。
たまに、女性ボーカルを香水代わりにふりまくこともあるが、最近では、中性的な男性ボーカルもいい。

ウイスキーのソーダ割りは、おちついてくるから、飲み方は、ロックやストレートに切り替わってくる。
秋になると、ウイスキーカクテル 「ゴッドファーザー」 を、お出しすることが多くなる。
それに、秋の夜長を楽しむかのように、時間を気にせずに寛げる、オチャメな大人の空間でありたい。

読書の秋ならぬ、夜長ほど会話は奥深くなる。
会話に限らず、音楽を聴くもよし、少し沈んだ気分を晴らすのもよし。
バーテンは、意に介す風でもなく、適応的に寄り添っているだけ。

バーには、さまざまなタイプがあるので 「こうあらねばならない」 と断定できるものではない。
ボクが知る街場のバーには、音楽を一切かけない空間があるし、一見さんと距離を置く空間もある。
不満がないのは 「郷に入れば、郷に従う」 のが、バーの流儀だからね。

最近、何かと話題の 「かまってちゃん」 (ボクだけを相手にしてほしい症候群) はダメだ。
ひとりの時間、複数の時間も、自然に過ごせてこそ、バーを知るお客さんといわれる。
少し気どりに映るかもしれないが、バーは大人の文化であり、それが社会的な暗黙の了解としてある。

昔から、折り返しとなる年齢 「40歳も過ぎたら、バーで酒を飲めるぐらいになれ」 と言われた。
これから、会社以外でも 「社会に居場所を作れ」 という意味でとらえることができる。
つまり、人と交われる場所を作り、社会での自己表現を覚えろ…   今宵 「先人の教え」 となる。

いずれにせよ、忙しい人ほど、バーを利用するのは、まぎれもない定説だ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする