2015年08月06日

古今熱帯夜

熱帯夜とはいえ、室内ではエアコンをかけているから、極めて眠れないことはないだろう。

今ほど暑くない夏だが、エアコンのない生活は堪えた。

20歳のとき、大宮駅の近くでひとり暮らしをしていた。
四畳半の風呂なし共同トイレ、エアコンなんて取り付ける金もないころ。
寒さは着込めばしのげるが、暑さだけはどうにもならない。

そこで、熱帯夜の過ごしかたである。
JRの入場券を買い、大宮発、上りの京浜東北線に乗車し、川口あたりまで車内のエアコンで涼むんだ。
上りの各駅停車は閑散として涼しいが、東京からの下り電車は混雑しており、やや蒸し暑かったりする。
なので、風通しの良さそうな駅に途中下車し、ホームのベンチに腰かけては、自動販売機の 「ドクター ペッパー」 を飲んで過ごしていたな。

今はエアコンのない家は少ないが、水風呂につかったり、コンビニまでサンダルで買物に出歩いたり、   気分的な熱帯夜の過ごしかたはあるだろう。
もし今、20歳なら、夜の路線バスに乗車して、座席上の冷気の吹き出し口を頭上から浴びせて、     過ぎ行く街並みをボンヤリと眺めているかも知れないね。
エアコンが効いている部屋だから、毎晩ブログを書けるんで、そうじゃなかったら気力が萎えるだろう。

毎日、テレビの気温予想図では、無意識に北海道の釧路に目が向き、この時季だけでも移住したいと、便利があたりまえになった現代で、気分は自由に放浪しているのである…  ああ、冬が恋しいな。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする