2015年08月04日

Classic Car

2日 妻と夕涼みついでに 「 I'll be back 」 でおなじみの、アーノルド・シュワルツェネッガー 主演最新作 「ターミネーター・ジェネシス」 を見てきた。

本編 「ターミネーター・2」 に、強いオマージュがあることを随所に感じとれた。
ボクの中で、不朽の名作は 「Tー2」 で完結しているが、シリーズの進化を認められる本編ながら、  ストーリー展開を作りこみすぎて、わかりにくいものにしている印象を受けたね。

A.シュワルツェネッガー (67歳) 演じる、旧式サイボーグ 「T−800型」 の口癖が 「古いけど、  ポンコツではない」

ボクが、何となく意識している年齢は還暦であり、どこか人となりが決まるように思える。
世の習いで言えば、60歳は成熟年齢であろうか。
肉体は枯れていくものの、精神的には酸いも甘いも噛み分けられ、いよいよ完熟年齢で生きる。

晩年の男は、車に例えられると思う。
車検を通さず 「廃車」 になるか、間違った努力に気がつかず 「ポンコツ車」 になるか。
それとも、感情の抑制が効かない 「暴走車」 となり、地域社会で、はた迷惑な老人で生きるか。

どうせなら、熟年の色気と自然な味わいを漂わせている 「クラシックカー」 がいいに決まっている。 
同じ目立つにしても、こういう目立ちかたのほうが、いさぎよくてカッコイイと思うもん。
還暦の査定は自己評価であるが、他人評価されるのが現実だから、還暦の自分探しは怪しいわけだ。

当店には、還暦を越えたお客さんが、常連として複数お見えになる。
共通していることは、還暦を前に、慌てふためいた形跡がないこと。
いずれ終わりが来る仕事、還暦、年齢に対して、辞める決心と同時に 「孤独力」 があるんだよね。

肩書のない一個人に戻り、バーカウンターで過ごしている姿を見ていると、気持ちの整理をつけながら、本音で生きることを決めた、気構えを感じてしまう。
過去を脱ぎ捨てて、後ろを振り返らず、今を明るく生きる人は 「クラシックカー」 になるんだろうね。

「古いけど、ポンコツではない」  (アーノルド・シュワルツェネッガー)

これこそ、男の 「ファイナルファイト」 である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする