2015年07月30日

おくすり手帳

一週間ほど 「空咳」 に悩まされて、しばらく内科の薬を処方していた。

そのとき、薬局で作って発行してもらった 「おくすり手帳」 が、不思議にうれしくてね。
服用シールが貼られていくことに、言い知れない快感があるというか。

パスポートに、入出国した国名のスタンプが押されると、旅の記念になるようでいいでしょ。
そんな、パスポートを開いて、旅のスタンプを眺めていると 「トラベラー」 になった気持ちになる。
寺院巡りの 「ご朱印」 を押していくように、服用した薬のリストに好奇心があおられているようだ。

「おくすり手帳」 も似たようなもの。
今回、服用した薬の名前は 「クラリス錠」 「麦門冬湯の顆粒」 他、色や形、そして用法や効能が   記されており、お薬のスタンプ図鑑に、コレクションが増えたようで、ワクワクしちゃうんだ。

ボクの半世紀、幸いにも 「医者いらず」 「薬いらず」 だったけど、これからはリスクが高まる。
だから、どういう症状のとき、どの薬が効いて、あの薬は効かなかったとか、記録にとどめておけば   「マイカルテ」 みたいで、カッコ良くねえ ?

そのうち 「バイアグラ」 とかのシールが貼られたら、フランスのパリにでも入出国した記録みたいで、「最高にリッチ」 で 「最強にマッチョ」 な気分にひたれたりするのかなあ。
うーん、ますます、ワクワクしてくるなあ…

海外旅行に出かけるつもりはないので、有効期限の切れたパスポートの代わりと言っちゃなんだけど、これからは 「おくすり手帳」 に切りかえである。
次第に薬の知識が身について、数年後には調子に乗って、偽薬剤師のように語っているかもよ。

なので、次の処方薬のシールが貼られることに、かすかに興奮しているんだ。

そんな 「おくすり手帳」 を眺めて、ニンマリしているボクの姿を、妻は首をかしげながら見ていた。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする