2015年07月12日

うなぎの風情

夏のごちそうと言えば 「うなぎ」  夏のぜいたくと言えば 「うなぎ」

今夏 土用丑の日の混雑を避けるため、先週5日に、毎年行きつけの専門店で済ませてきた。

その夜、最後の客となったボクら夫婦は、食後のほうじ茶をすすりながら、手が空いた女将となにげない会話の中で、近年 「まだなのか…」 と、イライラと急かすお客さんが増えたという。
これもなにかの影響なのか、まあ、一緒には食事をしたくないタイプだわな。

うなぎは注文をうけてから、一匹ずつさばいて串を打つ。
それを蒸したあと、焼いてからタレをつけて、二度焼きする。
調理方法と焼きに手抜きができない、極めた天然食材である。
だから、美味しいうなぎを食べたいのなら、時間に余裕のあるとき 「待つ」 しかないんだ。

混雑していれば、なおさらのこと。
ランチやラーメン店に並ぶ感覚では困るし、そもそも理解していない素材を食べようとすること自体、   その人の味覚だって、ずいぶん怪しいもんである。
「待つのが風情」 なんだよね。

最近、養殖と天然うなぎの違いを知った。
天然モノは、腹が黄色いんだとか。
まだまだ、うなぎの生態は謎も多いようだが、天然うなぎは年々獲れなくなっているらしいね。
それだけに、風鈴の音色でも聞きながら、じっくり味わいたいものだ。

早めに精はつけたから、しっかりと夏をのりきらねば。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする