2015年06月08日

湯上りの王様

7日 夜9時過ぎ、洗面用具を自転車のカゴに積んで、大急ぎで銭湯へ向った。

閉店時間がせまる、湯上りの脱衣場の雰囲気が好きだ。
バスタオルで汗をふきながら、週刊誌をダラダラと読んだり、テキトーなテレビチャンネルを眺めたり。
たまに番台のネコが足元に近寄ってくるので、のど下を指先でなでてやると気持ち良さそうな顔をする。

湯上りは自宅でビールを開けるので、銭湯で飲料水を飲むことはなくなった。
女湯からは、甲高い笑い声や話し声が響いてくるが、男湯ではほとんど会話がない。
湯上りの脱力感に、男のやすらぎがあるからだと思う。

日曜 夜の街は、店も客も背を向け合っている。
以前、帰り道に焼鳥屋があったので、ひとりで一杯つけていたが、今はその店もなくなってしまった。
ゴーストタウンに近い日曜の夜はどこか寂しいが、その寂しさこそが日曜の魅力だったりするものだ。

今晩も最後の客になったが 「湯上りの王様」 気分でのれんをあとにできるのは、それもまた良し。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Shower Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする