2015年05月30日

スルメキムチ

5月には 「初かつおを食べましたか」 なんて、時候の挨拶がある。

鮮魚コーナーに行くと 「かつおのたたき」 が、売場を大きく占めていた。
好きな人は、大根やしょうがをおろして、ポン酢をかけて食べるのだろうが、ボクは食指が向かない。
強火でサッとあぶった皮の部分と、生の部分の食感が合いいれないからだ。

味はともかく、食感がなじめないことはよく聞く。
妻はイクラのプチプチ感が苦手だと言うし、ある人はネギの苦味走った食感がなじめないだとか。
人は何か苦手があるもので、それが味や見た目に食感など、その発露は何なのだろうね。

ボクは俗に、魚の 「ヒカリモノ」 が苦手だ。
今ほど衛生面がよくなかったころ 「あそこの家のおっとちゃん、シメサバ食ってあたったらしい」 話を、子どものころによく耳にしていたので、きっと防衛本能が働いているんだと思う。
そうじゃなかったら、食べない理由はないであろう。

20代のころ 「キムチ」 を食べられなくなったには、こんな理由があった。
居酒屋のトイレで居合わせた客が 「うっ… オエェー」 と叫んで、洗面台にゲロを吐きやがった。
その汚物はそのまま和食器に盛りつけて、また厨房から商品として提供できそうなほど、原形とどめた 「ゲロキムチ」 に思わず 「おまえは、牛か!」 と言いたくなるほど強烈だった。

トイレは一瞬にして、キムチと胃液、モロモロが混ぜ合わさった、異臭は説明するまでもない。
危うくこっちも、もらいゲロしそうだったが、安月給で奮発して食べた 「うなぎ」 を吐くわけいかないと、もちこたえさせたあのとき。
5年ほどキムチを食べる気がおきなかったのは、あきらかにそのときのトラウマからだ。

そのころ、バーで仲間と飲んでいるとき、そいつが 「チーズのにおいが苦手だ」 と言っていた。
それを聞き 「おまえ、変なところをなめたんじゃねえか…」 と聞くと、あっさり認めて、そのときの体験を真顔で話し出すから、もう腹がねじまがるほど笑ったね。
その変なところは想像にお任せするが、食べ物の好き嫌いは体験からのトラウマなんだろうな。

このところ、ビールの友に 「スルメキムチ」 をつまんでいる…  これがうまいんだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする