カチッとした文章は、どうも苦手なんだよな…
某ミニコミペーパーに、かんたんな挨拶文 (紹介文) を依頼された。
形式はフリーフォームながら、不特定多数に向けた公式文章は慣れていない。
いや、慣れていないというより、ひな型文はハッキリといえばキライなの。
こういうとき、学識のなさがバレてしまう。
挨拶と時系列、抱負をノンシャラリンと書いて、ハイ、おしまい… ハハ、いいかげんなモンだ。
表現上の制約は、つまらないからね。
知っているかな… 演奏者の中でも、アドリブをできる人もいれば、アドリブができない人もいる。
昔、知り合いに音大出身の女性がいて、難易度の高いクラシックピアノの譜面はサラッと弾きこなすが、空白の部分になるとお手上げなんだ。
たとえば、決められた朗読が得意な人もいれば、時々に応じたフリートークが得意な人もいる。
大勢を前にプレゼンテーション向きな人もいれば、対話型でディベート向きな人もいたりする。
前者はステージ向き、後者は裏方向きとも言えようが、良し悪しでなく、その人のタイプであろう。
普段から目にしていながら、なかなか書けないのが、少し仰々しい 「公式文章」 だったりする。