2015年03月26日

24 HOUR

25日 高校野球の第三試合が接戦となり、予約していた食材を取りに行く時間が押した夕方。

夕方の忙しない、街の雰囲気こそ、ボクにとっての 「ゴールデンタイム」 である。

人から 「このあと仕事だから、気が重くない…」 と言われるが、それはない。
朝から始業じゃなくても、深夜早朝からの仕事もあれば、ボクのように宵の口のスタートもある。
物事には、順序があるとは限らないからね。

昔ほど、夜の仕事は 「偏見扱い」 されないが、まだ 「抗菌バカ」 (生活潔癖症) はいる。
あまり気にしないのは 「言いたい奴には、言わせておけ」 そう思っているから。

厳密に言えば、僕は 「バーの経営者」 である前に、サラリーマンでもあると思っている。
組織には属さないが、定刻に店を開け、商品を提供して対価を頂戴するのは、個人事業主とて同じだ。
その原資を社会に還元すると考えれば、勤務時間と職業選択が異なるだけで、基本は皆と変わらない。

皮肉めかされ 「趣味が仕事でいいね」 の決まりセリフは、社会の仕組を知らず口にする常套句であり実は抱えている悩みは、人それぞれ大なり小なり一緒なんだ。
それに、自分の仕事を好きになれない人が、成果なんて本当に出せるのかなと思ってしまう。

先ほどの話に戻れば、優先順位を考えることも大切だけど、今の世の中、予定としている順序ばかりにこだわっていられなくなった。
たとえば、育児や介護に触れれば、順序を変えざる得なくなるし、自分ひとりの問題ではすまないことのひとつやふたつもあれば、いかに物事の順序は怪しいかもわかる。

中には事業に失敗して、深夜から朝方まで工場に勤めてたり、家庭を養うために夜の仕事を終えた後、魚市場でアルバイトしていたり、事情を持つ人たちもいるんだ。
そんなことも知らず 「朝とともに目覚め、夜とともに寝る」 なんてことをあたりまえの順序で語ることは正論のつもりであっても、ボクからすれば 「現状をとらえられない差別意識」 に近い。

男女の関係だって、体から入ることだってあろうし、いい大人が 「つきあいましょう」 からはじまる恋愛をしていたら、実りが薄いと思うもん。
下手な順序で身を縛るよりも、順序を変えることで幸せになることも、自由な生き方じゃないかな。
人生、朝が夜、夜が朝になっても、人の人生に口をはさむモンじゃないんだ。

大げさに言ってしまえば 「オレがやらずしてだれがやる」 そんな精神でもいいと思うけどね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする