2015年03月08日

演歌大関

大相撲を暦代わりにしているわが家。
夕方、音声を流しているだけでも情緒を感じる。

「今場所は、白熱するよ」

先場所 「白鵬」 が歴代最多優勝回数33回を記録した後、例の 「やぶへび発言」 で一転、心情的にヒール (悪役) と化した。   (優勝インタビューでも、次の目標を見失ったような発言もあった)
方や、ヒーロー (正義) は、物言いの一番だった相手 「稀勢の里」
この因縁めいた構図が、荒れる大阪 「春の嵐」 をひきおこすんだ。

昔から、ヒールがいて、ヒーローの存在が光る。
ライバル対決にも、おきかえられるだろう。
一過去、白鵬がヒーローになれたのも、「朝青龍」 の存在があったからだ。

古くは、初代 「貴乃花」 や 「千代の富士」 が初優勝を決めたとき、「北の湖」 の存在がある。
今の大相撲人気を探れば 「遠藤」 という華麗なヒーロー役を狙うようにして、ヒール役の 「逸ノ城」 「大砂嵐」 が迫り 「照ノ富士」 の ワルっぷりが板についてきた。

黄金期には、正義と悪役が対立した。
転じてなれあいでは、闘いの臨場感が薄らいでしまう。
人気商売であればあるほど、憎悪と嫉妬は紙一重となるから、ヒートアップするわけだ。

ヒール役は、テレビのバラエティ番組に出演するもんじゃない。
軽々しく笑顔を振りまいたり、媚びを売ることなく、あからさまに素顔を公開しない、ミステリアス力士。
ボクがプロモーター (仕掛け人) なら、ダンディズムなヒールを作りたいね。

先月、節分コラム 「泣いた赤鬼」 と題して、ブログをアップした。 (2月4日参照)
今場所の役柄こそ 「青鬼が白鵬」 「赤鬼が稀勢の里」 であれば、壮大なドラマだよな。

稀勢の里は、相当な爆発力を秘めてはいるんだけど、どこかスネている印象がある。
純粋すぎる意味では好きだけど、爆発力を発揮できるお膳立てが必要というのかな。

目標を見失った白鵬は阿修羅で神格化され、稀勢の里はワビサビある 「茨城の演歌大関」 となる。
時代は後進の遠藤や逸ノ城らに花道を譲る形となり、今後は次世代抗争がヒートアップすればいい。
今場所、稀勢の里が優勝したら、日本中が大いに盛り上がるだろうね。

ボクは、角界のクイズダービー 「はらたいら」 になりたい…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする