2015年01月28日

30歳か…

白鵬は先日の記者会見で、13日目の物言い取り直しの一番についてこう述べた。
「 (判定は) 子どもでもわかる」 と審判部を批判し、相撲協会から親方を通じて厳重注意された。

今や白鵬は名実ともに象徴的な存在であることから、沈黙の美を破った発言は軽率だったとは思える。
だけど 「29歳」 (もう30歳としよう) の、発言としてなら、個人的には理解できる。

僕ら世代 「30歳」 前後のころ、相手が社長だろうが上司であろうが、納得がいかないことにヒート  アップしたし、上司の見栄を誇示されたこともあれば、それを受け止めるだけの懐の広い上司もいた。

また、こうして意見を交わすことによって、仕事に折り合いがついた気もする。
もちろん、迎合はせず、不要な争いは避け、事実にそって意見することが前提となるが。

逆に今は、自分の意見を言わなすぎると聞く。
用意した資料のプレゼンは上手いけど、責任問題が付きまといだすと、とたんに声のトーンが下がる。

場の空気を読んで合わせることは長けているけど、宣言するとリスクを背負うから言わない。
意見が交わされないと活気は失われ、上司はしびれを切らして、怒鳴り散らすことが悪循環となる。

だから、本会議は居酒屋になり、声を荒げた上司は 「さんま」 を突きながら、自己主張しない部下は  奇しくも 「出世魚」 を食べているような、異様な光景があったりする。

30歳を若手扱いするのはどうかと思うが、あんまりオフィシャルな場で、押し黙っている姿を見てしまうと「こいつ… 何を考えているのかな?」 と、気味悪く映ってしまうだけだ。

理想の30歳はあるだろうが、現実の30歳は意見か愚痴ともつかない放言を繰り返しているものだ。
教育的な意味をこめて言えば、少し放っておくことも大事なんじゃないかなあ…

そのうちにわかることってあるんだし、そもそも大人の品格だって怪しいもんである。
それに実年齢の 「七がけ」 が、精神年齢とも言うではないか。

大人扱いすることも大事だけど、実際のことを言えば、見た目とは違いそれなりの年齢なんだよなあ。
「20歳」 前後の女の子が、どんなに化粧して背伸びしても、しゃべればわかるのと同じことでさ。

僕自身 「50歳」 にしても 「未熟なオンパレード」 は、まだまだ続いているからね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする