2014年12月12日

Jazz Talk Vol.51

85年 「イッツ・アバウト・タイム」

夕方のかけ足の最中、中古CDコーナーで、迷いなく手にした一枚。
「マッコイ・タイナー」 と 「ジャッキー・マクリーン」 の、リーダー格同士の共作である。

それに、僕の好きなセッションドラマー 「アル・フォスター」 が全曲叩いているんだからね。
しかも、ボーナストラックでは、「ジャック・ディジョネット」 も収められているのが魅力だ。

去年の再リリースを買い逃したアルバムながら、マクリーンのベテランならではのソロ、マッコイの抜き出るようなハードタッチさながら、意外にもバラードの 「ユー・トート・マイ・ハート・シング」 のメロディーラインに魅了されてしまったあたり。

このところ、クリスマスシーズンのため、ゆるめなメロディーに耳が慣らされてしまい、キチンとした   ジャズバラードは、なんだか久しかったから、余計にしみたのかもしれない。

名実ともに、「70年代のマッコイが一番ノッていた」 とよく耳にしたけど、この一年半ほど何枚かの
アルバムをプレイバックで聴いたが、その意見は同感だったな。
でも、こうして、85年 (80年代) も聴くと、剛直な一貫路線だけではなく、叙情的なタッチにも溢れ  リラックスした心で取り組んでいるようにも聴こえた。

僕が18歳のころ、マッコイはハードなピアニストの印象が強く、何年も遠巻きに眺めていたんだけど、  クリエイトさせていく点では、スタイルの領域が変化するだけで、良し悪しじゃないと思ったね。
だってさ、「ビル・エヴァンス」 とは、全く対極なんだからさ。

その左手のリズム感の強さなんかは、「これぞ、マッコイだぜ!」 と思わざる得なかった。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする