2014年11月30日

I My Me

世の中、曖昧なことだらけ。

新聞社会面、「元大臣が政治資金でキャバクラ」 との見出し記事を斜め読みした。
当人は参加しておらず、秘書が 「会合費」 で処理したとかで、近く返金を求めるとか。
最近の関連記事とつけ合わせると、「キャバクラ」 か 「ワイン」 か、それとも 「うちわ」 か、      本人は知ってか知らずか、こういうことは結構あるんだ。

僕自身、過去にいくつも経験している。
上司が勝手に僕の名義で、35万円の仮払いを起こして未清算の末、監査から事情聴取されたこと。
接待交際費の枠内の人数調整のため、同席したこともない高級クラブに架空の参加者にされたこと。
大小数あれ、姑息さは切りなかったけど、そんなもんである。
それを申請した方も、領収証を清算した側も、懐刀をしのばせた権力のとりまきだから、それはそれで   タチが悪いんであって、健全に会計されたとしても、内部監査なんて怪しいとしか思わざる得ない。

当店、まだネットが細かく行き届いていないころ、どこかの会社の経理部みたいなところから、      領収証の確認と形態の問合せがきたことがある。
コンセプトは 「ジャズをBGMにお酒を愉しみ、健全な会話で寛ぐ大人の空間」 であり、変な       「おもてなし」 なんかないし、それ以上もそれ以下もない。
このあたりチェック機能と思えるが、領収証の承認は人の感覚的なことも影響するから難しいんだ。

キャバクラだって、社交業として不健全な店ではないし、不適切かどうか偽善的なことも言えない。
スナックやバーも、多くの意味で目を背けたくなる店でなければ、倫理観の範囲で認められているはず。
中には、「食事を建前」 に官僚があしげに通っていたことで有名となった 「ノーパンしゃぶしゃぶ店」 なんてのが、まかり通っていたんだから、そっちのほうが問題だ。

ソープランドも似たようなモンで、個室ですることはみんなわかっているはずなんだけど、扉に小窓を   つけることで言い逃れができて、それを正面切って、「性風俗反対」 なんていうやつはいないわけだ。
そう考えれば世の中、なんでもかんでも白黒つけられる問題ばかりじゃなくて、それをできるのなら   「やってもらおうじゃないか」 であり…  できっこないって。

ただひとつ、僕なりの見方になるが、「法律に違反してなければ、なにをやってもいいだろう」 と、     こう開き直る姿は好きになれない。
時事問題なら、網の目をかいくぐった 「危険ドラッグ」 なんて典型的であり、既得権を振りかざすのは なんだかカッコ悪い気もする。

仮に自宅前の玄関をふさぐようにして車が止まっており、それをとがめたら、「税金払っているし、ここは公道でしょ」 なんて言われたら、そんなバカを真っ向から相手にはできないわけだ。
このあたり、他人への気の使い方に、カッコ良さが表れるんであってさ。

それを知っているのと知らないとでは、庶民生活は大きく変わるだろう。
政治家みたいなことを言うつもりはないが、何でも、「イエス」 か 「ノー」 で分けられることはなく、  もしあるとすれば、土壇場に立たされたときぐらいじゃないか。
選択したものが、「アタリ」 か 「ハズレ」 は、最終的には自分の見分ける力なんだと思えるけど。

当店で、「竹鶴」 を好んで飲む、40歳のお客さんがこんなことを言っていた。
公平性を保つ野球の主審が、ボールかストライクのきわどい判断の場合、双方の人がらで決めるとか。
言い得て妙であり、これを曖昧とするか否か、人間の本質なんてこんなモンじゃないのかなと共感した。

僕がピッチャーなら、毎回満塁押し出しのフォアボール、相手によってはビーンボールを投げるかも… 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする