2014年11月02日

小さなエピソード

毎週日曜、WOWOWで放送している、ヒューマンドラマ 「株価暴落」 を、楽しみに見ている。

原作は、ドラマ 「半沢直樹」 で、有名な作家 「池井戸潤」
主演は、銀行員役を演じる 「織田裕二」
「人の幸せとは、魂を売ることなのか…」   ここまでの印象である。

ドラマの感想を書くつもりはなく、ここからは織田裕二についてのプチエピソード。
代表作 「東京ラブストーリー」 「踊る大捜査線」 など、実は一度も見たことがない。
作品や俳優としての、興味があるなしではなく、単に縁がなかっただけのこと。
一度だけ、言葉を交わしたことを除いては…

デビュー作は、暴走族の対立を描いた 「湘南爆走族」 とかいう、青春映画だったと思う。
物語のワンシーンは、当時流行った 「プール・バー」 で演じるカットで、ロケ場所は東京蒲田にあった 吹き抜け式の2フロアーの下の階を貸し切っての撮影だった。
(映画の中で、このシーンはあると思うのだが、何せこれも見ていないもので…)

僕はそのころ、新宿を拠点にアミューズメント事業を複合展開をしていたデベロッパーに所属しており、  暫定的な立場ながら、その店のフロアーを任されていた。
撮影の雰囲気が白くなったのか、途中で休憩を告げられると、各自が思い思いの場所に散って行った。
後ほど、撮影クルーがいなくなったのを見計らい、木の板目に沿ってフロアーをモップがけしてたら、
派手な髪型と特攻服に身を包んだ彼だけが店内で、台詞と演技の稽古をしている姿と出くわした。

「あっ、ジャマしちゃったかな」 と思ったが、だだっ広いフロアーで、同世代が2人っきりとなったことに 気を許したのか、さわやかな笑顔で 「ごくろうさまです」 と話かけられた。
だれなのかもわからぬまま、僕も気を良くして、「撮影は深夜まで及びそうですね…」 と返すと、    その流れでナインボールのルールについて質問され、できるかぎり丁寧に答えようとしたのも一瞬。
撮影クルーが散った場所から戻ってきて、会話のはじまりが、あっけなくしぼんでしまった。
あのときの気さくな彼こそ、日本人ならだれもが知る、あの 「織田裕二」 になったんだからね。

それは、数分にも満たない、一瞬の出会いと別れであった…  (笑)
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする