生活の一部であり、趣味でもあるサイクリング。
人にこう言うと、半魚人みたいなスーツを着用して、さかなクンみたいなヘルメットをかぶり、競輪選手が乗るような自転車で、街中を疾走していると思われているが、大げさな想像はやめていただきたい。
僕の 「サイクリング」 は、日常の足であり、わかりやすく言えば 「チャリンコ」 レベルだ。
先週の日曜、古町で合流に継ぐ合流で、友人ら5人と飲んでいたので、今日はシンプルに過ごす。
それにまだ、疲れも抜け切れていないようだし、体力の回復に時間を要するようにもなってきた。
年齢に逆らう真似はしないが、それなりの生活習慣のなかで、楽しみながら健康を維持している。
休日が2日あれば、休養とリフレッシュにそれぞれ充てるだろう。
だが、正味半日の休日ともなると、どちらかを選ぶことになる。
リフレッシュも体に疲れを残すものではなく、軽い運動量で気分転換できるものがいい。
サイクリングはこの上ないが、野球ならキャッチボール、卓球ならピンポンのように、スコアや勝ち負けにとらわれない、緩やかな反復運動を続けられるのが好ましい。
それに健康を兼ねた趣味で、熱くなるのはみっともないし、競わない味わいに楽しさがあると思える。
今さら生卵を飲んで、ロッキーみたいに 「 フン! フン! 」 とか、鼻息荒く走る姿はありえない。
日常の移動や用事を利用して、上手に体を動かすことをライフスタイルにしている。
僕にとって自転車は、エイドリアンのようなやすらぎと、冒険心をもたらしてくれる存在なのである。
夜のサイクリングをあきらめ、日曜の雨音を聞きながら、今日これを書いて過ごしている。