2014年09月23日

焼肉屋

前日、妻がボソッと 「焼肉たべたいな…」とつぶやいていた。

疲れているときは、ささやかなごちそうとして、たんぱく質を摂りたくなるもの。
昔ほど、お肉の量は食べれないが、そのぶん火加減と焼くコツを覚えて網を汚すこともない。

つくづく思うことは、焼肉はひとりで食べるもんじゃないね。
鮮度のいい肉を熱した網へ置き、白煙を調整しながら、小さなグラスにビールの手酌を繰り返す。
箸を割るのももどかしく、お肉をかみしめると、香ばしい肉汁がじんわりと口中にひろがる。
だれかに気がねすることもなく、味わいをかみしめているが、ひとりでは味気がないもんだ。

今では、どこの焼肉屋の内装もシックになり、雰囲気や客層の趣も変わってしまった。
個人的には、若いグループが入るようなお店ではなく、地味に年季の入った雰囲気のある店が好きだ。
だけど、ひとりで焼肉を食べている人は、どこか自己嫌悪ぎみに思え、放っていてもらえることが、    至福の時間のように見えるから不思議だ。

後日、地味に50年は続いている、古町の焼肉屋で好物を焼きながら、妻と向かい合った秋分の日。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする