2014年09月22日

大相撲人気

大相撲秋場所は連日の熱戦を見る限り、ようやく人気が回復してきたことがうかがえる。

とりわけ熱心なファンでもないが、若貴ブームにも乗らずに寧ろ、凋落傾向のときこそ見ていた。
ひところ、メディアがとりあげざる得なかったのは、相撲のスキャンダルや不祥事ばかりだった。

家庭不和やシゴキによる死亡事件、力士の素行不良や暴行事件、薬物使用に野球賭博の数々。
極めつけは、大相撲八百長問題において、大勢の力士が番付編成を余儀なくされた。
しかも親方衆からして、多くの疑惑が浮上してきたんだから、隠し事のオンパレードであった。

いつからそんなことになっていたのか、そんな思いが頭の中をよぎっていたころ。
北の湖理事長を一度代えて、実質的には放駒親方や貴乃花親方らを旗手にして土俵の浄化に努め、     もう一度クリーンな世界を作り直してきた。
同時に育つ者は見逃さず、去るべき者は去らせ、大相撲の復権に尽力したと思える。

数々の取材により、稀勢の里をはじめ、若の里 豊真将 安美錦 引退した高見盛 岩木山 垣添など、複数は八百長の申し出を断り、星 (勝敗)の貸し借りをする、「闇の互助会」 (ごじょかい)に、加わっていなかったことは、好角家なら知っていること。

彼らに共通する特徴だが、少し浮いた存在にも思え、口を一文字にして耐えている様子がうかがえる。
それに八百長疑惑の力士らに結託され、ときにはケンカを売ってくるような相撲も仕掛けられていた。
その攻めは厳しくも危険極まりなく、それを15日間なんだから、精神が休まる暇もないだろう。
逆に厳しい攻めでやり返したのが、前頭三枚目の嘉風であり、今も顔の生傷が癒えないから痛々しい。

彼らは黒い霧の連帯感に怯まず、真っ当な相撲道を歩んできたから、今の大相撲人気を回復させたと思えるし、拍手を贈るべきは 「魂を売らなかった力士」の存在である。
耐え難きを耐えたからこそ、心情的に念じるような応援をしたくなるわけで、今の角界(大相撲)を    信じるしかないし、また八百長が横行してきたときには、ガチンコ力士の力を信じるしかない。

新潟の 「やくみつる」とは、俺のことだ…  なーんてね!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする