2014年09月05日

ジョニ・黒

「好きなお酒は…」と、聞かれれば、日本酒でも焼酎やワインでもなく、ウイスキーと答えるだろう。

年齢的に少し弱くなったせいか、バーボンなら水割りかソーダ割り、またはミストで飲むときが多い。
時間をゆっくりと楽しみたいときだけは、シングルモルトでロックにする。

バーボンなら 「I.W.ハーパー」 「オールド・チャーター」
M沢さんの愛飲酒 「ブッカーズ」 をたしなむほど、強靭なアルコールの分解質は持ち合わせてない。

シングルモルトなら、「ノッカンドォ」 「クラガンモア」  たまに 「ラガヴァーリン」
最近では、宮城峡蒸留所の仙台限定発売 「伊達」 のスムースな後味がとても気に入っている。

ウイスキーは、ゆっくりと体にしみこんでくる感覚だから、マイペースで飲めるのがいい。
注ぎ注がれ、人に気を使わせないし、良質なウイスキーで二日酔いの話はあまり聞かない。

世間では発泡酒や缶チューハイが、お酒の主役のようになってるけど、あくまでも食事の水代わりで、飲むのであれば、もう少し文化的でありたいと思う。

その昔、洋酒は小売価格が高すぎる上、ラインナップも限られ、上司に飲みに連れて行かれない限り、そうたやすく手を出せなかった。

時が変わり、税率改正されてから、高級スコッチが手ごろとなり、今ではだれもが飲めるようになったが寂しいかな…    いつのまにか、ありがたみを失うんだよな。
その背景、40代半ばからは洋酒に回帰しても良さそうだが、接岸先はハイボール止まりなのかな…

その昔は、高嶺の花で手を出せなかった女性だったが、それがあまりにも身近な存在になってしまうと、それまでの恋熱がスッーと引いていくような軽薄さ。
実は今こそ、円熟味あふれる女性として姿を現したのに、それに気がつかない鈍感さにも似ている。

バーボンは男の屈強なイメージがあるけど、スコッチになるとインテリジェンスなイメージがある。
ラベルで飲んでいると薄っぺらになってしまうけど、イメージ的にはウイスキーの個性は母性にはない、父性への理想郷という感じであろうか。

先月 「ジョニー・ウォーカー・ブラックラベル」 をバックバーに並べた。
年の功は50代後半、腐れ縁にも見える二人連れが飲んだラベルがコレだ。

この年代、通称 「ジョニ・黒!」 で、指定してくる。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする