2014年07月11日

虎の存在

年齢目線で言えば、現在と過去の社会品位を比べれば、間違いなく今のほうが優れている。

ただし、一般社会と比べて、国会という特別な社会においては、一連の性差別発言 (セクハラヤジ)に代表されるように、いまだに浮世離れが甚だしい。

最近のヤジっぷりは、自分ではいかんともしがたい、身体的な特徴に触れるなど聞くに堪え難い。
じゃあ、なぜ、そういう愚弄 (ぐろう)が放置されているのか。
国会や議会に、「こわい人が存在してない」 からだ。

何も国会などだけではなく、一般社会においても同様なことが言える。
その存在は親や教師、先輩や上司と名称はそれぞれでいいが、昔は自分の身の回りにひとりやふたり「あの人に知られたら、タダじゃすまないぞ…」と、眼光の鋭い門番役がいたはずだ。
だから、言動をセーブできたという面もある。

例えば人が傷つくこともいとわない、傍若無人なヤジを平気で飛ばす七匹の狼がいたとする。
こいつら七匹の狼を押さえるには、一匹の虎がいなきゃいけないわけで、これがリーダーってもんだ。
暴言にニラミが効く、強い虎がいないから、狼の皮をかぶった羊がのさばるのである。

それこそ議会で性差別発言した議員は、その場でつまみ出せばいいんだ。
女性の人権を侵害するようなヤジを飛ばした議員には、同情の余地なんかないでしょ。
本当に改善する気があるんなら、それぐらいの荒療治はするべきだと思っている。

ここは女性に、百歩譲って聞いてもらいたい。
女性議員は 「結婚しろ」とか 「子どもを産め」なんてヤジを飛ばされたら、「うるさーい インポおやじ」 ぐらいは言い返せばいい。

無視するのも大人であるが、これほどのたくましい言い返しができる女性議員がいたら、逆に僕はその 「肝っ玉の強さ」 に期待を投じる。
そう言われたら、ヤジを飛ばした議員は言葉に詰まるだろうし、返り討ちにした女性議員は世間から  一躍注目を浴びて、多くの国民がその政策に耳を傾けるようになれば一石二鳥であろう。

そうしたら、今度は男性議員の間から、「これは、男性蔑視だ…」とか何とかわめかれて、世界の珍獣 「野々村竜太郎」ばりに、泣きじゃくられたりしてね。

まあ、民間企業では考えられない出来事が、次々と表沙汰になっている今、国会や議会に必要なのは気取るだけの虎じゃなくて、気概のある 「虎の存在」 だと思える。

つまり、言いやすい女性議員を楯にしているだけで、実は男が男になめられているだけのことなんだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする