2014年06月26日

ありえない言葉

都議会でのセクハラヤジは事実上、後味の悪い幕引きとなった。

人の人生には、余計な口出しはするもんじゃない。
自分では順風満帆、絵に描いたライフプランだと思っている人ほど、他者に対してお節介をやくもの。
それが悪気のない親切心であっても、受けとる本人からすれば困惑させられるときもある。

過去、こんな場面に居合わせた。
部下の結婚披露宴に招かれ、歓談時間に親族の円卓へ祝辞を伝えに出向いた。
挨拶を済ませ、同じ卓の親戚と思えるふたりのご婦人にもと、呼吸を見計っていたときの双方の会話。

「今が、人生で一番いいときよね」
披露宴の真っ最中、傍目からは結婚が最高潮に思えるが、よく聞く言葉にしてはどこか変だよね…
僕もささやかな披露宴を経験した身でいえば、式典とは自覚を要する共同作業ぐらいにしか思ってなく結婚後に夫婦のギャップを埋め合うことに、少しずつ幸せが見えてくるんじゃないかな。
じゃあ、結婚後は下降線を描いていくのかってことで、言葉を解けばそういうことになる。
もちろん、ご婦人らに悪気などなく、ただの式場会話のひとコマにしかすぎない。

不適切な言葉は人によっては聞き流せるが、陰険めいていれば気分のいいことではない。
言葉の勢い(流れ)とはいうが、普段からそう思っているから、口走るわけであってさ。
その言葉に嫉妬や悪意が含まれていれば、押し並べてセクハラヤジと同じ類であろう。

「ありえない言葉」が、降りかかってくることは社会生活上で避けられないが、降りかかる火の粉をはらう意味では、自分が凛とした態度でいればいいと思っている。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする