2014年06月11日

命の行方

厚木市のアパートで、当時5才の子に食事を与えず放置して白骨化させた、バカ親の自供が明らかになってきた。

パンの袋も開けられないほど衰弱した子どもが一生懸命、「パパ、パパ…」と懇願している姿を尻目に、 女のもとへ転がり込んでいたという。
報道に感情を荒げたりしないが、父親になりそこねた身としては、静かな怒りがわきおこっている。

10年ほど前、こんなCMが話題だった。
ペットショップのケージにいた、寂しそうな目をしたチワワに熟年男性は心を奪われ、そのまま置き去りにできず、自宅で飼うことにした… 15秒物語
チワワにしたら、「この飼い主なら、きっと幸せにしてくれる」と、視線を送ったに違いないだろう。

小学4年のころ、捨て犬の視線に気持ちが揺れ動かされ、親にムリを通して飼わせてもらった。
僕が学校から帰宅する姿を見つけると、一目散にかけよって来る、かわいいメスの雑種犬であった。
子ども心に、「この犬は、俺のことを慕ってくれているんだ…」と感じていた。
愛犬との別れは前に記したので省くが、そのときのトラウマがあるせいか、犬と触れ合うと思い出すのでいまだに犬を飼えないんだ。
責任を持って犬を飼うと約束したのに、不注意な放し飼いをして失ってしまった。
子犬を拾ってきたことを、やさしさだと思ってないが、命を預かる責任はあった。

子どもと子犬では、ケースの比較にはならないが、命を見守ることでは同じ。
親に頼るしか生きる術のない5才児の尊い命を、見て見ぬふりした36歳の冷たい殺意。
尊い命を奪われた子どもの無念さは、耐え難き事件として厳しく裁かれるべきであろう。

命を守ることが親であろうに。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする