2014年05月21日

Jazz Talk Vol.43

先週末、N塚さんから、「エンリコ・ピアルヌンツィ」(P)の新作 「ストーリーズ」を回して(貸して)もらい、連日自宅で聴いていた。

ヨーロッパ系 ジャズピアニストで最初に聴いたのが、「ローランド・ウイルド」だったと思う。
その後、「ミシェル・ペトルチアーニ」や「イヴァン・パドゥア」などを経て、選曲面で理解しやすい     「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」や「カレル・ボエリー」あたりで座持ちをしていた。
ヨーロッパのクラシカルで親しみやすい旋律が、そのころの心境に合っていたのかもしれない。

しかし、端正なヨーロピアンジャズばかりだと、たまには粒ぞろいに変化も欲しくなるもの。
知るのは遅いぐらいだったが、そのときに推薦されたのが、タイプ違いの「エンリコ」なんだ。
個人的な愛聴盤は二枚組 「ライブ・イン・パリス」(01)の一枚目。
行間が延びるので魅力はつづらぬが、こんなにスリルのあるアルバムもそうそうないだろう。

冒頭、「回してもらった」と記したが、その意味わかるかな。
「コレクター」は、CDを集めるのが目的なので、まずCDの貸し借りをしない。
「リスナー」は、CDを聴くことが目的なので、プレミア以外の貸し借りはさほど惜しまない。
聴くことで交流しているので、おたがいのいいを交換し合いたいんだ。
もちろん、共感や異論など、双方の語彙(ごい)が交差するのも大きな楽しみでもある。

今、僕の手元から回しているのは、「大石学」 「本田竹彦」 「辛島文雄」 旧リーダー作。
逆に、教えてもらったのは、「堀秀彰」や「浜崎航」などの、若手グループ 「エンカウンター」
たまたま日本人なだけで、聴くことを目的にしていれば、肌の色など一切関係ないわけでね。

こうしてジャズを肉声で語り合い、新旧問わずミュージシャン(アルバム)を探しているのである。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする