2014年05月13日

大相撲小説

大相撲がはじまると相撲関連の書籍を購読し、本場所開催中に読むことを慣わしにしている。

大相撲の歴史や伝統を学識的に深めるのではなく、あくまでも手軽に読み進められる内容に限る。
例えば相撲部屋の女将さん奮闘記、見識者の雑文など、角界にこびない視点なら読み応えがある。

だけどほとんどの関連本は、相撲のイロハになってしまい、知りたいことがフォーカスされず、中途半端に左手で表紙を閉じてしまうことも少なくはない。
なにも相撲に限らず、ひとりの読み手の視点だが、その人なりが解き明かされていないと飽きてしまう。
無機質なものを読んでいるんじゃないから、ほどほどに湿り気もないとつまらない。
つまり、生きざまを「カミングアウト」していない執筆は書籍にあらず。
とはいえ、ドキュメンタリーは相手があることだし、アイデアも含めたら、そうかんたんには世へ出せないだろうから、出版が限られてしまうのは仕方があるまい。

なので、今回は趣向を変えて、相撲を題材にしたミステリー小説 「力士ふたたび」を購入した。
あらすじは、3年前に現役を引退した元十両力士が、相撲界の触れらざるタブーを週刊誌にリークした元親方のもとへ訪ねたところから物語りがはじまる。
物語の進行が「15日」に分けられており、今日は「3日目の章」をめくり、読み終えるのは本場所15日目の千秋楽に完結する予定である。

こんな具合に、奇数月はテレビの相撲観戦以外にも、並行してささやかな楽しみをもっているんだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする