2014年03月17日

途中下車

店をはじめてから、東京へ行く機会が減ったのは仕方がないこと。

それでも年に一回は、出かけるようにしている。
行きがかり上、さけられないつきあいと時間の制約もあるため、多くの行動を省き核心部だけとなるが。

そんな東京周遊でも、時間枠に隔離されてしまうのが、新幹線の移動時間。
上りは東京午前着の便に乗車するが、車窓に差す朝日が眩しいので、進行方向の右側が定席となる。
下りは同じ景色を逆方向から見たくなるので、割合進行方向左側が多くなる。
かたくなでもないが、上下線とも東のとある景色を薄々さけている節がある。

最初、ひとり暮らしをはじめた街が大宮駅の東口周辺。
今も新幹線から街並みが一望できるけど、数々の思い出が訴えかけてくるようで少し苦手だ。
イヤな出来事はないが、目の前に幅を利かせると、どこか寂しい気持ちになるから不思議である。

昔住んだことのある街でも、そこに親しい人がいない限り、懐かしんで行くことはない。
好奇心はあるんだけど、思い出を漁りに出かけるようで、潔しとしないとでも言おうか。
新幹線からチラッと眺めるのがいいんであって、途中下車してフラッと行こうという気にはならない。
当時、四畳半の風呂なし共同便所の生活に思い入れはないけど、あのころはアホな青春だったしね。

途中下車しなくても、とりとめなく思い浮かべることのほうが、どこか大切な気もするけどさ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする