2014年02月07日

ゴーストライター

6日 午後のワイドショーで、佐村河内(自称作曲家)氏の「ゴーストライター」と名乗る代作者が、   自身で手がけた楽曲の提供経緯を記者会見していた。

ミュージックエンターティメント… ?
前者は聴力を失った「現代のベートーベン」の触れ込みでありながら、後者の証言では聴力はあり、   音楽の才能はなくて自己演出をしていたんだから笑っちゃう。

やっていることは「手品を超能力」といい、「宇宙人と交信している」とかいう、昭和時代によくテレビに  現れた「怪しいおやじ」に似ている。
見方によっては「プロレス」、または「川口浩の探検隊」みたいなもんで、バーのカウンターでトランプを
するタイプは、こういう顔をしてるんだよな… (笑)

何でも新潟公演では、本人が「新潟に奇跡がおきました!」とか何とか、ステージ上から観衆に叫んだ  とか叫ばないとか、今さら真相がわかっても、観客も気恥ずかしくて怒る気にもなれないだろうな。
例えれば、キャバクラでナンバーワンの女の子を指名して、長年親身になって相談に応じてあげていたおやじが散財した挙句、全て作り話であり、しかも女の正体はニューハーフだった… なんてもんでさ。

世の中には、歌手の口パクみたいな曖昧な演出も多い。
著名人が出版する多くは「口述筆記方式」として、ゴーストライターが取材して構成されたものである。
出版名義は著名人だが、それを読んで文才あるなしは語られないであろう。
あくまでも、その人に成り代わって具体的に伝えるのが、ゴーストライターの役目なんだからさ。

だけど、作り込み過ぎたよね。
音楽そのものには罪はないが、「身体障がい者」を装った演出は、非難されるべきだ。
それと両者にメリットがあれば、共犯関係が成立することは、記者会見を通じてわかったであろう。

商業原理でいえば、金銭関係を担保にして、人が結託するのは仕方がない。
しかし、損得勘定だけでない、日本人の鎮魂(広島・東北の被災者)を、動機と対価に利用されたことは寂しいとつけたしておきたい。

今日金曜日… どこの酒場からも、「交響曲第一番・失笑」が外に漏れるであろう。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする