2014年02月05日

古紙の怒り

今や健康食品は一大産業である。

郵便受けを開けると、「軟骨成分」や「DNA配合」だの、DMやチラシを多く目にする。
漢方薬のように、長く服用することで効果出るのもあれば、化学薬品の即効性に期待をもつのもある。

僕らの年代からは、見た目年齢に差が出てくるころだ。
髪の量、顔のほうれい線、アゴのたるみなどが目立ってくるだろう。
だけど、年齢に逆らってまで健康に気を回しすぎ、容姿を追求する必要はあるのかと思ってしまう。

だいたい、サプリメント(健康食品)に依存している人ほど、日常が不健康だったりしている。
人と会話をしたり、笑ったりしてないから、顔の筋肉だってダブついたり衰えたりするだろう。
笑う回数が多ければ、自然と筋力はアップして、キレイな笑いシワが魅力になるんだ。

逆に、朝から不機嫌な顔をして怒ってばかりいれば、眉間に太い立てシワが目立ってくるもの。
それで夜な夜な「ライン」とやらで、表情のない会話(?)をしていれば顔が垂れるのも早い。
日常がそうなんだから、高額のヒアルロンサンなんか注射しても、効果なんて短期間であろう。

セックスする相手がいないのに、バイアグラ飲んで喜んでいるおやじみたいなもんであってさ。
普段から勉強してない人が「青魚エキス」を飲んで、頭が良くなるんなら何の苦労もしないわけだ。
それら、キチンと下地があっての効果であり、「ポパイ」や「メルモちゃん」じゃあるまいし、最初の考え方からして大きく間違っているんじゃないかな。

表情のよさに化粧であり、表情の悪さに化粧すれば、縁日で売られているお面以下である。
やっぱり、日常あっての化粧や健康食品であって、そこを間違えると暗い顔をしてエステティックサロンに通っているようなものだと思う。
そんな調子で鏡を見て、ウットリしている男女がいたら、「おまえは、何を目指しておるのじゃー」と   突っ込みのひとつも入れたくもなる。

こうして、多くのDMやチラシを仕分けしながら、二週間に一度「古紙」を指定場所に捨てに行く。
男の更年期を前にした、やり場のない怒りなのである。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする