2014年01月29日

自然治癒

寝覚めると左の首筋から、背中にかけた筋に軽い痛みが走った。

どうやら、寝違えたらしい。
首筋は大したことないが、背中をひねると筋に痛みが増す。
湿布薬を貼ろうか迷うものの、背中の患部に手が届く柔軟性は持ち合わせていない。

そういうときは、支柱の角に患部を押しつけながら、痛みをほぐすに限る。
身長測定器に真っ直ぐ乗るような格好で、角に背筋を合わせて患部を探る。
途中「コリッ」とするようなところがあったので、そこを重点的に圧力をかける。

左右に「クネクネ」した動きを続けていたら、扉を開けた妻にその姿を見られた。
「何やってんの」とは聞かれたが、普段から僕の行動などお見通しと豪語する妻。
一応、「湿布薬貼ろうか…」と、口にするものの断られることは想定済みだろう。

「えーい、ダメだ、ダメだ、ダメだ…」
昔から、薬を飲んだり、貼ったり、塗ったりせず、自然治癒で治す主義である。
すぐ薬に頼りすぎると、体が薬の免疫を持ってしまうようで、いざ必要なときに効かないんじゃないかと  いう思いがあるからだ。

それを知る妻は、建前で「湿布薬貼ろうか」とは言うが、耐えて治すのでそれ以上は同情しない。
だから、鎮痛剤などの薬を服用するときは、よっぽど痛いと思うらしい。
それに、いい大人があちこち痛むところを、大げさに吹いてられないしね。
寧ろ、精神的な部分のほうが大きいのである。

こうして、僕は支柱に背中を押し当てて、体全体で弧を描くような動きも加えて、「ズリズリ」「ゴリゴリ」  させている間、妻は台所のまな板で野菜を小刻みに「トントン」響かせているのである。

人に見られたら、きっと「奇妙な動き」に映るだろうな…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする