2013年12月20日

年末の景況感

タクシーの後部座席に備付の朝刊一面に、「東京都知事の辞任表明」が大きく見出しになっていた。
東京五輪の誘致に名を馳せながら、去り際なんてそんなものであろう。

片道10分を要する往復の車内で、乗務員と世間話をして過ごしていた。
去年は選挙戦が終わったころから、繁華街が大きく動き出したらしいが、今年はやや緩やかだという。
何でも、今は新潟市よりも燕三条のような「ものづくり」を生業としている地域や企業の方が好調らしく、景況感にばらつきがあるらしい。
特に零細企業など、ここ何年もの間は倒産の危機に見まわれたり、リストラを敢行せねばならぬほどの経営状態に瀕していたわけだから、それはもう断腸な思いだったであろう。
それがアベノミクスの効果も得て、ひとまず局面は耐え忍ぶことはできた。
効果は限られた業種業態、まだ地域の一部でしかないが、これまでがこれまで我慢の限界だったから今ぐらいは押し出しよく楽しみたいんだと思う。

底冷え感は通り抜けたと思える。
だけど若干景気のいい業種、景気に大きく左右されない人たちが、将来の不安から資本を回さないから景況感を実感できないのも現実だ。
僕自身、夕方のタクシーから眺める、中央区の人通りや交通量を見てもどこか迫力がない気がする。
やはり、この時季は交通渋滞が起きるぐらいじゃないと、年末の慌しさを感じられないもの。

個人事業主であれば、理屈と現実の「ギャップ」に敏感となる。
景気は人や街を変え、社会も変えてしまい、広くは国までも変えてしまうんだからね。

報道で知る景気は自己判断だが、本当の「景気ウォッチャー」は、閉店間際の買物客だったりする。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする