2013年09月26日

ひとりの時間

新緑が薫っていた、今年5月の東京山手線。

7人掛け椅子の乗客全員が、スマホを操作していた場面を見た。
驚く光景ではないが、何とも風情がないと思った。

万代のコーヒーショップで、雑文を斜め読みしていた。
周囲の女性客の多くは、ほぼ無意識にスマホをいじっている。
何の操作かわからぬが、何かにとりつかれている表情にも見える。

こういう女性ならいい。
理想を言えば、文庫本に夢中になりながらも、手元のコーヒーが冷めないうちに軽く口をつける。
カップについた口紅のあとを、無意識に軽く親指でなぞりながら、また次のページに顔をふせる。
同じ指を使うにしても、まだこっちのほうが、しぐさに魅力がある。

僕の見方は、わりかし古風なのかもしれない。
ラインとやらで、無表情で愚痴をつぶやいてたりしたら、その女性には興ざめするだろうな。
それが男だったら、風上におけないんであってさ。

ひとりの時間であって、ひとりの時間ではない。
ひとりになりたくても、ひとりにさせてもらえないというか。

ひとりの時間って、何なんだろうね…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする