2013年09月11日

スピーチ力

連日、バーカウンターでは、五輪招致でのプレゼンテーションが話題になっている。

クローズアップすべきは、スピーチ力である。
話によれば、1964年の東京五輪では、先にプレゼンした某国のスピーチが長すぎたことに対し、   日本は要点を端的にまとめて、短いスピーチで完結させたことが、招致の決め手になったという。

多くに共通することだが、会議が長い会社ほど能率的ではない。
部下にすれば、早く現場に戻って仕事をしたいはずなのに、上司は精神論のような口上ばかり唱える。
それで会議を早く終わらせたりすれば、今度は「真面目に会議をしていない」と言い渡されてしまう。
不思議と会議に時間をじっくりかけたからと言って、うまくいったという話はあまり聞いたことない。
仮説に検証、くどい根回しや書類をたらい回しにしても、結局のところ成果は出ないことは、優秀な連中たちならわかっていることなんだ。
それより、テーマに忠実にテキパキと進行し、「やっちまえ!」のほうが新鮮で成果が早いもの。

日本の勝因は進行に過不足のないスピード感にあった。
スピード感こそスピーチ力であり、字余りも字足らずもない、見事なプレゼンテーションだったと思う。

ビールを飲むには、少し早い時間だ…   よし、このまま書き続けよう。
これは前にも書いたことだけど、言葉(スピーチ)そのものは、そんなに影響力はない。
それ以上に、声の抑揚(テンポやトーン)、顔の表情など言葉以外の要素のほうが相手へ与える影響が 強いことは広く知られるようになってきた。
ただ、それを実践すると、「無口なおしゃべり」と称される日本人の気質からして、態度が安っぽいとか、下手なパフォーマンスに映ってしまう。

それはそれでわかるが、逆に無表情でボソボソ小声でしゃべり、何の反応も示さずにつまらなそうにしている人のほうが、重い空気にならないかな。
こういうことは、どういう人とつながっていたいかに、結びついているものだろう。
一緒に食事をしながら、素朴に「おいしいね」と言う人のほうが、同席していて張り合いがあるように、     楽しい人と過ごしていたいのは当然である。
その意味では、スピーチもボディランゲージにも、TPOがあるんだと思う。

ここまで書いて気づいたことだが、今晩の文章は調子こいて長すぎるようだ…  これじゃ、落選だな。

冷えたビールを、喉に流し込みたくなってきた。
つまみは、「豚キムチ」と「焼鳥」、そろそろ食べおさめになる、茹でたての「黒埼茶豆」である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする