2013年08月27日

プロボクサー

「そりゃ、強かったけどさ…」

ボクシングのロンドン五輪、金メダリスト「村田諒太」が、プロデビュー戦を華々しく2ラウンドTKO勝ちをおさめ、その実力を新たに知らしめた。
しかも、対戦相手の東洋ミドル級太平洋王者は、「何もできなかった…」とまで言わしめた。

だが、試合の態度は鼻についた。
入場シーンから花道で笑顔を振りまき、試合中やインターバルも余裕しゃくしゃくの表情だった。
試合後、笑顔は自分をリラックスさせるためと、心理的に相手より優位に立ちたいからとしていたが、  見方によっては侮辱にも受け取られるからね。
相手は日本王者であり、リング上は対等であっても、プロボクサーとしては先輩にあたるわけだ。
それに「一対一の勝負」においては、敬意を払うのが日本人の美徳でしょ。
日本のスポーツマンシップに乗っ取れば、外国式のリアクションは慎むべきだろう。

勝っても負けても、相手を気遣う意味では武道と同じ精神である。
ロンドン五輪では、あんな態度は見せなかったはず。
それは対戦相手(対戦国)がいるから、国際儀礼を抜きには語れないと考えられているからだ。
これこそ、日本が世界に誇れる美徳である。

そういうところを勘違いして、リングに上がったような気がする。
「勝てば官軍」だけでは、人からは共感されにくい。
そりゃ、プロ第一戦の努力はくみするし、実力も誰もが認めるところ。
だけど、あの態度をかっこいいと勘違いさせたらいけない。
相手が誰であろうと、不遜な態度はダメだよな。
流行の不良上がりのボクサーじゃないから、あのパフォーマンスはもったいないんだよ。
黙って入場して、さっさとぶっ倒して、軽く一礼して花道を引き上げたほうが、強くて賢い姿であろう。

あの実力だ。
早い時期に、タイトルマッチも組まれてくるだろう。
今の僕は、「どこかに村田をリングのど真ん中で、ノックアウトしてくれる奴いないかな…」である。

人の心情からすれば、そうなるわけだ。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする