2013年07月12日

Jazz Talk Vol.27

ジャズの8割は楽しく、2割は辛口で語れる人はバランスがいい。

今日はこの辛口である。
辛口でも、人を不愉快にさせるのは嫌味でしかない。
好きで聴いているのに、「これはジャズじゃない」とか割り込んだり。
「あなたが言うジャズとは何か」の質問には、納得のいく答えはない。
こういうタイプ団塊世代に多い。

若い世代は肯定傾向だけが強すぎる。
2割の辛口意見がないと、今度は見識が広がらない。
会話に歯応えがないから、栄養がつかなくなるんだ。
風呂の温度と同じで、熱すぎても温すぎても風邪をひきやすくなる。
要するに会話にも、「このあたりかな…」とする湯加減があるんだ。

明日から始まる、「新潟ジャズストリート」に出演する若手が来店することがある。
数年前のこと、本人の語り部からして酷評されたらしい。
批判の出所はわからないが、少し堪えたんだろうな…

僕はいい経験をしたなと思った。
演奏を振り返ることができるのは、辛口もあってのこと。
そりゃ、他意は無視すればいいが、健全な辛口にはそれなりの道しるべがあるものだ。
だけど、「練習してないな…」と思われたらいけないよね。
目当てのグループや出演者を聴きに出かけるんだから、それぐらいの辛口は当然なんだ。
そういう経験があるから、出演する資格はあるんだし、辛口をコントロールした人が上手くなっている。

この際、誰の演奏とか狭いことじゃない。
会場の片隅でこっそり聴いているとき、「上手くなったなあ…」と心に響くと嬉しくなる。
別に評論家ではないけど、物事を突き詰めれば、似たような意見に落ち着いてくるものだ。
だから、道しるべがある辛口にへこむことはない。
寧ろ、2割の辛口を見極められなくなったときのほうが問題だろう。

どんな世界でも黄金比率は「8対2」と言われるが、新潟名産の柿ピーは「7対3」が黄金比率らしいね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする