2013年05月20日

あきらめの夏

19日夜、30年前に短期アルバイトで一緒に働いていた、同い年の女性と万代で偶然に出会った。

僕が最初に気がついて、彼女の旧姓で声をかけた。
「もしかして、あのEくん…」で会話がはじまった。
女子大のアイドル的な存在だったので、周囲の男からはモテていた子だ。

面影でわかったことを伝えたが、彼女は僕を思い出すまで時間がかかった。
劣化した自分の容姿を詫びると、当時のチャーミングな笑顔を見せてくれた。

1983年 夏 18歳…
グループで海岸線へドライブに出かけたり、楽しい思い出しか残っていない。
色恋に発展した仲であれば、こうはすぐに打ち解けられないだろう。
今思えば、「何もなかったヘタレのEくん」で、よかったと胸を撫で下ろせる。

彼女は一緒にドライブへ出かけた、バイト仲間のひとりと結婚して、今ではもう孫がいるという。
このところ、友人と近況を交わすと、孫の出現を聞かされることも多くなった。
僕の周りには、若くして早く結婚した男女が多かったからね。

偶然に出会ったからとはいえ、ほとんど連絡先を交わすことはない。
その場は大切にするけど、次の約束をすることもない。
年齢が高くなればなるほど、昔の自分たちを見ているようで、少し恥かしいとでも言うのかな…

ひと夏だけでも、車の中でサザンを流しながら、ドラマ「ふぞろいの林檎たち」の真似事はしていたけど、あんまり思い入れはないんだ。
でも、あの頃が一番の青春ごっこだったことは覚えている。

それこそ、「逢いたさ 見たさ 病める My Mind」である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする