2013年05月16日

When I Fall In Love

15日 17:45  携帯電話の振動はOくんからだった。

19時の開演に合わせて今、東京渋谷のオーチャードホールにいるという。
今日は「キース・ジャレット・トリオ 結成30周年記念公演」の日本最終日となる。

Oくんは東京出身の新潟在住、年齢は20代前半でチャーミングな顔立ちをしている。
店でチャンネルが合い、年齢を超えて、もう2年ほどのつきあいが続いている。
それにしても、キースを基準に音楽を聴いているんだから、耳は早熟である。

この際、彼らがジャズの最高峰かどうかは別にしても、好きな基準を持つことは極めて重要なことだ。
全てはそこからはじまり、経験していくことなんだからね。
影響力と言い換えてもいいだろう。
その意味では、ジャズは追いかけ甲斐のあるジャンルだと思うし、何といっても音楽的な目覚めが早い。
後日の感想を楽しみにしながら、一足早く公演後のメールが届いたのは 22:40 だった。

今晩、最後の演奏がはじまる、19時の開演と同じ時刻が当店の開店となる。
開店と同時に引っ張り出したアルバムは、00年の「インサイド・アウト」
87年「チェンジレス」を彷彿させるような、「フリー・インプロビィゼーション」の難しい世界。
ゴスペル調の「祈り」にも似た、キースならではの展開がとても魅力的である。
このアルバム、唯一のスタンダードナンバーは最終曲 「 When I Fall In Love 」
僕がいた6日、公演初日のアンコール曲だった。

彼らは本当に、この曲をこよなく愛していたんだね…   I Love It.
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする