2013年05月09日

30周年記念公演(続編)

キース・ジャレット・トリオのことを、もう少し語らせてもらいたい。

スタンダードを斬新な解釈で魅了することにおいて、彼らは感動を与え続けてくれた。
音楽を時系列で聴く必要はないが、難しいアルバムが2〜3枚ひそんでいるので、初めて聴く人の場合ある程度知っている人にたずねた方が良さそうである。

個人の見方を語れば、形式を捨てたゴスペル調の曲が好きだ。
時には、純粋な即興とスタンダードの二本立てもある。
フリースピリットゆえに、エンディングもどうなるのかわからない。
次第に押し寄せてくる構成美に包まれ、自然と涙がしみてきそうになる。
メロディーがある部分とそうでない部分があり、シンプルの中に美しさがある。

極めて告白的な音楽なんだ。
その瞬間を聴き逃すまいと、ソロピアノ同様に「待つ興奮」とでも言おうかな。
やがて自然な形で静かに終わっていくのだが、最後までけして緊張感は失われない。
二度と聴けない瞬間であるために、その日の観客は似たような高揚感を味わったんじゃないかな。

それにしても、俺って本当にしつこいよね…   だって、好きなんだもん (笑)
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする