2013年05月04日

Changeless

昨晩は「キース・ジャレット・トリオ」、83年結成3部作を切り口にジャズを語った。

続く85年4枚目の「星影のステラ」で魅了され、86年5枚目の「枯葉/スティル・ライヴ」をきっかけに    新宿厚生年金会館で初めて直に触れた。
実は87年6枚目の「チェンジレス」を最後に、僕の耳は完全に置いていかれてしまったんだ。
彼らの新境地に、耳が追いつけなくなったのが本当のところだ。

本作、それまでの市民権を得た作品とは違い、全曲キースのオリジナルでインプロビィゼーション。
その仕上がりはスピリチュアルで、知ったかぶりできないクオリティの高さがある。
フィーリング的には、「あぁ、ダメだ、ついていけない…」と感じた。
まるで、うかがい知れない領域に圧倒されてしまい、情けないことに気分は完敗だった。
その後、あらためて聴きはじめたのが、96年「TOKYO 96」あたりから。
過去のアルバムを掘り起こしながら、また徐々に追いかけはじめた。

ここ連日、彼らの音楽から一度離れる原因となった、「チェンジレス」を毎晩深夜に聴いている。
今になって思えば、「ここだけに留まらず、他も聴いて来いよ…」と突き放されたようなものだ。
本当にそうだとしたら、「宿題アルバム」のような気がしてならない。
一度離れたお陰で、いろいろなジャズを聴くキッカケにもなったしね。
でも、最終的にはこうして「キース・ジャレット・トリオ」に回帰してきたわけだ。

「チェンジレス」 最初に聴く一枚にはお薦めできないけど、僕には「エンドレス」(2曲目)だ。
どうやら、時間的にステージのあとの新譜「サムホエア」になりそうだ…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする