2013年05月03日

Jazz Talk Vol.22

キース・ジャレットは難しいのか…

15歳の頃、父親に「キース・ジャレットを聴きたい」と言ったら、「まだ早いよ」と軽く流された。
「スタンダード・トリオ」結成前の、80年頃だったと記憶している。
秘かに名盤「ケルンコンサート」は聴いたが、皿を回す度に寝てしまったエピソードは書いたとおり。
本当に聴きはじめたのは、83年の「トリオ結成3部作」からである。

ジャズを聴いたことがない人に、口述や筆記で楽しさを伝えようとしても限界がある。
まずは数枚を聴き込んでいくことが、最も大切なことになる。
だけど広く手を出し過ぎて、満足に聴いてはおらず、結果的には有線代わりになるケースが多い。
そうならないコツはあるにはあるが、個人的な方法なので下記は参考までに…

最初からあれこれ聴かず、基準の一枚を早く見つけることだ。
一枚を聴きこんでいけば、次第に自分の好みがわかってくる。
人によって好きな音色、少し演奏経験があるのなら、その楽器を基準に聴き進めてもいいだろう。
僕はドラムを基準に聴きこんだので、さながら「ジャック・ディジョネット」の存在は大きい。

ジャケットで聴いていると、無駄に聴き散らかすだけになる。
音楽誌に頼り過ぎると、浅知恵をこねくり回す、偏屈なおやじになってしまう。
ジャズこそ、体で覚える音楽なんだ。

だからと言って勉強なんていらないし、したとしても大して役にも立たない。
確かに楽しさがわかってくるまでは、少し時間を要する。
何にでも言えることだけど、聴き続けることなんだよね。
そうすれば、必ずそれなりの語意が出てくるようになる。
そうなれば、ジャズを聴く耳が仕上がったようなものだ。

後は、健全な語り部になればいい。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする