2013年04月14日

メディアシップ

週末の万代、「新潟日報メディアシップ」のグランドオープンにより来街客で賑わっていた。

夜になると人の流れが、新潟駅前と古町に二分されたようだが、「路地裏のバー」を知る由もないから、いつもの週末とさほど変わりなかった。

今晩、メディアシップの設計管理に関連した一級建築士の方が来店された。
竣工までの2年間、東京から万代に事務所を立上げ、自身も単身でほど近い場所に住居を構え、   グランドオープンを最後に引き上げる予定になっていた。
その最後の夜が今晩であった。

大規模な建築工程が慌しい中、たまに深夜お越しになっていたYさん。
無事にオープンした感想を聞いてみると、「一般公開したときは感動した」という。
計画に余裕を持たせても、着工期ではさまざまな手順の誤りが発生することがある。
真剣だから意見の衝突もあるし、いろんな気持がない交ぜとなり、ストレスもあっただろう。
それと「2年間のいろいろな出来事が頭を過ぎったね…」とつぶやく。
建築に係わる人は、無機質なモノを作ったことより、モノに息吹が入ったときが喜びなのだろう。

それでもまた、次の現場がはじまるから、いつまでも新潟の余韻には浸っていられない。
こうした舞台裏のフロンティアスピリットを、カウンター越しから見えるのはバーテンダー冥利である。

閉店が迫る頃、また会えることを末尾に軽く握手を交わしてから、店先の暗がりの横断歩道で別れた。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする