2013年04月06日

八つ当たり

女性が八つ当たりするのは性分である。

妻が免許証の更新から帰宅するなり、僕に顔写真を見せながらこう切り出した。
「ねえ、ちょっと、見てよ、この顔写真、何よ、これ…、もーう」 (自分の顔だろ!)

夕方の買物ついでに、「アップルパイも買ってきて」と頼まれていたが、売り切れだったことを伝えた。
「何でないの」と文句を言われたので、「俺はパン屋じゃねえ」とつぶやき、新聞片手にトイレへ逃げた。
「あれ、何で俺、怒られているのかな…」って場面は、男なら少なからずあると思う。
本当に怒ってるんじゃなく、ちょっとした「イライラ」や「ムカムカ」を発散したいだけのことだろう。

晩御飯の献立を考えているときの女性は危険だ。
狭い台所で料理を作っているとき、冷蔵庫を開けに入ろうものなら、「ジャマよ」と叩き出される。
なので、台所の入口でグラスを差し出しながら、猫なで声でこう言う。
「あのー、お取り込み中、失礼致しますが、冷蔵庫のアイスコーヒーをいただけますか…」と。

食材を管理している女性は台所では最強である。
男にとって台所はアウェイなので、汚したり乱雑に扱ったりすると怒涛の抗議を受ける。
犬が餌を食べているとき、むやみに撫でたりすると威嚇されるのと同じ。
女性が食事を作っているとき、そばに近づくことはあまり歓迎されない。
「エプロン姿で夫婦仲良く、キッチンでワン・ツー・クッキング」なんて、甘ーい世界はないのだ。

女性にとって台所とは戦場である。
調理器具は武器であり、電気・ガス・水道の「三種の神器」を駆使して食材を操る女性ソルジャーだ。
男は女性に胃袋を握られると成す術はない。
僕は大方、雨にも風にも負けず、自転車で食材を買いに行く「輸送班」なのである。

料理を作ってくれるなら、イライラだろうが、ムカムカだろうが、八つ当たりにも耐えるのが男だ (泣) 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする