2012年11月24日

最初は美しい

「従業員を食わせていくためには、どうしたらいいんだろうか…」

まともな経営者なら、いつも考えていることだろう。
政治なら「国民を食わせていくためには…」となる。

集団に一枚岩などない。
歴史が証明している。
急場を乗り切るための結束でしかない。
これはもう、わかっていることだと思う。
それでも「誰かとつながっていたい」、「誰かを信じたい」という本能がある。
だから、裏切られたときの怒りが倍増するのは、感情としては当然のことなんだ。

96年、鳩山由紀夫と菅直人は民主党を結成したがこのありさまだ。
結成当時は、必ず一枚岩を強調するんだけど、だいたい考え方に亀裂が入り分断していく。
成功したり、金や立場を手にしたとたん、人の気持は変わっていくからだ。
そりゃ、結成したときは真実だと思う。
だけど、人の気持ほどあてにならないものはなく、持ってもせいぜい3年がいいところだろう。
みんなが使いたがる一枚岩って、そんな単純なもんじゃないんだよね。

それでも一枚岩で結束できる瞬間がある。
外部に敵が現れた場合だ!
それも短期戦に限る。
長期戦に慣れてくると次第に気持が荒んできては、「どこかにいい話が転がってないかな…」なんて、   タイミングを謀ったりする奴も出てくるわけだ。
人間は飽きるから、仕方がないといえば仕方ないんだけどさ。
僕自身、こういうところは、かなり覚めた目で振り返ってしまう。
政治に限らず、枚挙にいとまはないでしょ。

だから、結成したときだけが一番美しい。  その後なんて、とても見れたもんじゃないよ…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする