2012年11月01日

バーの雑文

「タマゴが先か、ニワトリが先か」 有名な言葉だ。

「バーテンダー」には、平たく2通りのタイプがある。
ひとつには、若い頃からバーテンに勤しみ、社会を知るタイプ。
ふたつめは、会社勤めから社会を知り、バーテンに転身するタイプ。
どちらが良いか悪いか、早いか遅いかじゃなくて、僕はたまたま後者であっただけのこと。

若い頃、新宿でバーテンの経験はあるが、引き合いに出せるほどの経験ではない。
寧ろ、組織に従属したことで会社語がわかるようになったことは、会話上の強みなのかも知れない。
後者の立場で言えば、前者はバーの周辺知識に詳しいから、職人的な思考には敬意を払っている。
前者は後者をどういう目で見ているかは知らないが、行き着くところは人柄になるんだと思う。
また、どちらであろうと正解などなく、人それぞれの個性や道筋でしかない。
だが、お互い一致していることは、「バーが好きだ」ということ。

ブログでは、ネットで調べればすぐにわかる、酒の知識などを綴ろうとは思わない。
つまり、バーテンの視座からしか描けないことのほうが、大切だと思っているからだ。
バーを通して、見えてくる社会は作り話やおとぎ話の類ではなく、僕自身が経験した出来事である。

喜怒哀楽を交えた雑文に、クスッと笑ってもらえば本望である。 
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする