2012年10月05日

素人監督

プロ野球ペナントレース、北海道日本ハムが3年ぶりにパリーグ優勝に返り咲いた。

優勝に導いたのは、就任一年目の栗山英樹監督(51)。
前評判では監督経験はおろか、コーチ経験もないまま「何ができるの」と陰口を叩かれていた。
しかも現役を引退してから、21年間は現場の経験もなく、その間はニュースキャスターをしていた。
そりゃ、他球団のベテラン監督からしてみれば、「野球をなめるなよ」と言いたかったであろう。
しかし、結果は「泣きっ面に蜂」であった。
クライマックスシリーズでは、他球団から恥も外聞もなく、選手総動員で潰しにかかられるだろう。

マネジメントの世界では、ドラスティックさが発奮材料となり、意外な結果が出るときがある。
中日、落合博満元監督を見ていたらわかったはず。
この2人に共通していることは、野球界の常識を見て常識に惑わされなかったこと。
そんな2人に監督オファーをかけた、2球団(日本ハム・中日)の裁量は高いと思う。
ヤクルトを日本一に導いた野村克也元監督にしても、その辣腕ぶりを買われて、万年Bクラスの阪神に電撃移籍したが、成績は3年采配3年最下位で終わりを告げた。

日本ハムの勝因は、旧態依然の常識に惑わされなかったこと。
球団が情熱を見せて、監督采配にスペースを与えたことが大きい。
つけ加えれば、周囲から素人監督扱いされたことを、気にしなかったことが良かったのだろう。
それに、栗山監督の性格からして、選手に「お願い」という形で接していたのだと思う。
一番難しいのは、結果を出すために、プライドを捨て去ることじゃないかな。
勝負ごとで侮れないことは、「データーがない対戦」と「格下呼ばわりの慢心な対戦」である。

2012年 パ・リーグペナントレース。
監督一年目、21年間現場経験のない、「素人監督」に負けた事実はガッチリと記録された…。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする