2012年09月27日

自民党総裁選

26日、自民党総裁選の結果、安倍晋三元首相が新総裁として選ばれた。

2007年、健康状態を理由に、総理大臣の座を志し半端で降板した過去を問う声も多いようだが、   僕からすれば逆だよ逆。
安倍晋三は首相として挫折したけど、失意のどん底で降板した敗因を分析して這い上がってきた。
それができないと、返り咲くどころか、返り討ちにあってしまうことは目に見える。
当時52歳の若さで歴代総理を経験したから、次に備える気にもなったんだろう。
政権を奪い返したとき、有権者の判断はわからないが、過去の失敗から得たストックを活かされることに期待を寄せたいと思う。

20年ほど前、ロック歌手の矢沢永吉が、ある対談でこんなようなことを述べていた。
「結果は結果として仕方がない。だけどプロセスは許せない」とやんわり。
矢沢は世界進出を夢見てチャレンジしたが、自分の知らないところで信頼していたマネージャーに画策され、多額の借金を抱えてしまった。
結果よりも、マネージャーに裏で騙まし討ちをされていた、そのプロセスに苛まれた。
男にとって、信頼していた人間に裏切られるほど、屈辱的なことはないと思う。
だから、そうなってしまったプロセスが、最も重要なんだと言っているわけだ。

成功談は履いて捨てるほど転がっているのに、意外と「なぜ失敗をしたのか…」は語られない。
とても重要なんだけど、行き過ぎた結果主義が横行してた時代だったから、プロセスがわからない。
そこを押さえておけば、同じ繰り返しをせずに、次に備えることはできるはず。
考え方によっては、失敗を再起の糧にできる人のほうが、強いんじゃないかと思える。
だけど現実には、一度失敗した人間にはチャンスを与えないのが、日本の保守的な気質である。

安倍晋三は、その定説を覆しての新総裁だから、期待したいが、そのぶんリスクも大きい。
二度失敗したら、前回の敗因を分析もせず、何も備えていなかったと叩かれるのがオチでしょ。
それでも、しんがりを務めて、リスクをとる覚悟なんだから、志しは大したもんだと思う。
口先だけで地位にしがみついている政治家よりも、よっぽど覚悟のほどはあるんじゃないかな。

タイトル、何にしようか… 極力、政治談議は避けているんだけど、自民党総裁選…  硬い!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする