2012年08月31日

友を見舞う(2)

30日、高校時代の友人を見舞いに、新発田の某病院へ行ってきた。

新潟に在住していながら、年賀状のやり取りだけで、しばらく生身のつきあいをしていなかった。
年賀状が途切れたことも気にせずにいたが、実は年賀状すら書けない状態だったことを後から知った。
去年2月、友人を連れ立って会いに行こうとしたとき、「もう、友達だと思われていないかも知れない…」 そんな不安がつきまとっていた。
それでも意を決して病室に入ると、彼はベッドで横たわっており、老いた母親の献身的な介護のもとで、一生懸命に生きている姿を目の当たりにした。
そのとき、彼の目から涙があふれてきて、こちらを向きながら大きくうなずいた姿は忘れない。

あれから、1年8ケ月が経過して、単独で行くのはこれが4回目となる。
友人に仰々しい態度はとらないし、言葉を交わせない分、自然に目で会話をしあうようになった。
「年2回、会いに行く」 誓いを立ててから1年。

彼の病床の姿から比べれば、僕なんて幸せである。
彼を見舞うようになってから、日常の小さな悩みが、「バカらしく思える」ようになってきた。
この気持ち、説明するまでもないだろう…

(追記:猛暑の中、快く車で送り迎えして頂いた、コンチさんには心より感謝しております) 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする